2024.09.16 競泳

【#競泳】100m平泳ぎで日本中学新記録を地元佐賀の野中龍生が樹立(第78回国民スポーツ大会)

大会HP:https://saga2024.com
日本水泳連盟大会HP:https://swim.or.jp/tournament/43954/
国スポリザルト:https://kirokukensaku.net/5NS24/index.html
セイコーリザルト:https://swim.seiko.co.jp/index.html

3日間の日程で行われたSAGA2024国スポ競泳競技。最終日を迎え、この日も中高生が大活躍。

少年男子B 100m平泳ぎでは、高校1年生の大橋信(大阪府)が前半を28秒06というハイスピードで折り返し、59秒台突入間近の1分00秒29の大会新記録を更新して優勝を飾る。続く2位には、地元佐賀県の野中龍生。「優勝を狙っていた」と順位は悔しい結果となったが、1分01秒41の日本中学新記録を樹立。地元選手の快挙に会場が大きな拍手に包まれた。

少年男子B 400m自由形では、前半から古江良(埼玉県)と安藤陽(大阪府)のふたりが競り合う。200mを過ぎて後半に伸びてきたのは古江。少しずつ安藤との差を広げ、最後は3分53秒33の大会新記録で優勝を飾った。

少年共通女子400m自由形は、インターハイ覇者の竹澤瑠珂(東京都)に全国中学王者の谷本美乃(大阪府)が挑む展開。前半から攻める竹澤に食らいつく谷本だったが、徐々に離されてしまう。後半、追い上げを見せるも届かず。竹澤が4分11秒06で優勝し、谷本は4分15秒62の2位となった。

少年男子A 400m自由形は今シーズン好調の今福和志(大阪府)が、後半にその強さを見せつける泳ぎで3分50秒97で優勝した。

少年女子B 100m平泳ぎは石川真菜(神奈川県)が大会記録に迫る1分08秒38で優勝。少年女子A 50m自由形は、100mを制した平井瑞希(神奈川県)が25秒28で優勝を飾り、男子は村佐達也(愛知県)が22秒98と、ひとり22秒台の記録をマークして優勝した。成年女子の同種目はインカレを制した神野ゆめ(愛知県)が25秒26で、男子は一度は引退しながらも、医学部進学を果たした松井浩亮(埼玉県)が復調し22秒32で優勝を飾った。

少年女子B 200m個人メドレーは、高校生たちを抑えて中学3年生の佐々木珠南(青森県)が2分12秒90で優勝し、同区分同種目の男子はインターハイを勝った小島夢貴(愛知県)が国スポでも優勝。記録は2分00秒57であった。

少年女子A 4×100mメドレーリレーは、神奈川県が第3泳者の平井が56秒40の好タイムで泳ぎ東京都を逆転。そのまま逃げ切って4分03秒48で優勝した。同区分男子は、東京都が平泳ぎまで身体ひとつ以上の差をつけてリードを保つ。だが、愛知県のアンカーには村佐が控えていた。東京都と2秒36もあった差を一気に詰めて、タッチで逆転。3分41秒81で優勝を飾った。

成年女子4×100mメドレーリレーは埼玉県が、東京都の松本信歩の追撃を振り切り、4分03秒30で優勝。同区分男子では、逃げる神奈川県を千葉県が追いかける。千葉県はアンカーの松元克央が47秒89で泳ぎ切って逆転優勝。記録は3分34秒75であった。

これで水泳競技はすべて終了。最後に水泳競技の天皇杯および皇后杯の得点、順位が発表され、共に東京都が1位を獲得した。成績詳細はこちらから。
https://kirokukensaku.net/5NS24/performances_discipline_detail_020.html