公益財団法人日本水泳連盟創立100周年記念式典開催【#広報委員会】
10月31日、グランドプリンスホテル新高輪にて公益財団法人日本水泳連盟の創立100周年記念式典、そして記念祝賀会が開催された。
記念式典では、過去10年間において水泳界に多大な功績を遺された方々、五輪や世界水泳選手権でメダリストおよび世界記録を樹立した選手、メダリスト輩出コーチや育成に携わった指導者を合わせて総勢140人に対して功労章が贈られた。
また、本連盟を支えてくださったスポンサー企業やサプライヤー企業、協賛・協力団体、競技会会場、合宿サポート施設に加え、五輪・世界水泳選手権のメダリスト輩出クラブ(学校)の合計198団体に対して感謝状が贈呈された。
式典後には、記念祝賀会が開催され、こちらは800人を超える来場者のなか盛大に行われ、100周年記念式典実行委員長である金子日出澄副会長兼専務理事の挨拶のあと、鈴木大地会長から『水泳ニッポン・新時代構想』の概要の説明があった。
日本水泳連盟の英語表記は、Japan swimming federationから、Japan Aquaticsへ。
それに伴い、『水の国を、楽しみ尽くそう。』というステイトメントを発表。そのために『THE BASIC SPORTS』と水泳を再定義すると同時に、「する」「観る」「支える」の水泳に関わる人たちのコミュニティを『AQUA CREW』と名付け、その両輪でステイトメントを実現していくと発表した。
同時に、代表チーム強化のみならず、ジュニア育成、次世代の指導者育成の3本柱で取り組む強化体制に加え、「水泳競技の普及と発展」、「スポーツによる社会貢献」、「組織力と基盤強化」、「人材育成」、「国際競技力の向上」の5つのテーマを掲げた中期経営計画を策定していく。また、その具体的な取り組み方針として「AQUA CREW」およびステイトメントの普及は発信力の強化、ファンサービスの充実、水泳の社会的地位の向上を目標に取り組みを進めていくとのこと。
「誰もが水の国を楽しみ尽くす」
次の100年を、そのための時間に。
鈴木大地会長は力強く訴え、記念祝賀会の挨拶とした。
合わせて、公募されていた新ロゴの発表とデザイン表彰も行われ、約2時間に及ぶ記念祝賀会は盛大の内に幕を閉じた。