【#競泳】今福と辻森が1500m自由形でワンツーフィニッシュを飾る(World Aquatics 競泳ワールドカップ2024・シンガポール大会)
World Aquatics HP/リザルト:https://www.worldaquatics.com/competitions/3432/world-aquatics-swimming-world-cup-2024/results?event=64be677f-1d30-40fe-b55a-363ea854b963
オメガリザルト:https://www.omegatiming.com/2024/world-aquatics-swimming-world-cup-03-live-results
中国・上海大会、韓国・仁川大会に続き、3大会目となるシンガポール大会が開催された、競泳のワールカップシリーズ。今福和志、辻森魁人、小堀倭加、平井瑞希の4人が出場し、今大会では今福が金メダルを獲得した。
今福と辻森の2人が出場した男子1500m自由形。前回の仁川大会の800m同様、前半から積極的に攻める今福。今回は800mの時点で2位を泳ぐ辻森に4秒近くの差をつけるトップで折り返し、その後もペースを崩さない。今年の夏、世界ジュニア水泳選手権を制して以来、その名を世界に轟かせるようになった今福は、終始リードを保ったままフィニッシュ。14分36秒32という、短水路日本高校記録を13年ぶりに上回る好記録を叩き出し金メダルを獲得した。
辻森も今福に負けじと後半に粘りを見せ、後半に少しずつ辻森との差を詰めてきていたアメリカのCharlie CLARKの追撃を振り切り、14分43秒14の銀メダルを獲得し、日本勢がワンツーフィニッシュを飾った。今福も辻森も、初日の400mでは決勝に進出できなかった悔しさを晴らす快泳であった。
今福は男子400m個人メドレーにも出場。こちらは4分17秒55の11位という結果だった。
女子400m自由形の決勝には小堀が泳ぎ、こちらは4分03秒00の4位。小堀は女子800mにも出場し、こちらは8分22秒77の4位と、得意の後半の強さを見せたもののどちらも惜しくもメダルには届かなかった。だが、女子400m個人メドレーでは3位に入り銅メダルを獲得。200mまでは2位争いを繰り広げるも、平泳ぎで少し差が広がってしまった。それでも最後は得意の自由形で粘りを見せて3位をキープ。4分30秒07でメダルを勝ち取った。
女子は50m自由形に平井が出場し、決勝で24秒80をマークして8位入賞を果たす。また、平井は女子50mバタフライと100mバタフライにも出場。50mでは25秒15と、タッチ差の接戦を勝ち抜きスウェーデンのSara JUNEVIKと同着の3位銅メダルを獲得。100mではさらにレベルの高い55秒81という好タイムを叩き出して銀メダルをもぎ取った。