【#水球】西村の好セーブでリードを守り切ってジョージアに勝利（世界水泳男子水球ワールドカップ2025）
・大会公式ページ
https://www.worldaquatics.com/competitions/4762/men-s-water-polo-world-cup-2025-division-1
・大会スケジュール
https://www.worldaquatics.com/competitions/4762/men-s-water-polo-world-cup-2025-division-1/schedule?phase=All
・公式リザルト
https://www.worldaquatics.com/competitions/4762/men-s-water-polo-world-cup-2025-division-1/results?event=881ac236-654a-4bd7-843b-6a2fe4567c9c
・公式詳細リザルト
https://worldcupwp2025.microplustimingservices.com/#/schedule-bydate/ASM
・映像配信Recast（有料）
https://www.worldaquatics.com/where-to-watch/live&ondemand
世界水泳男子水球ワールドカップDivision1の準々決勝でギリシャに敗れ、5〜8位決定戦となるクラシフィケーションマッチに回った日本。世界水泳選手権でも対戦経験のあるジョージアとの試合を迎えた。
第1ピリオドは静かな立ち上がり。荻原大地が先制点を奪い、荒木健太がパワープレーで2点目。長いラリーの末、3点目を鈴木透生が奪って、日本が試合を優位に進めていく。
1点を返されて1対3で迎えた第2ピリオドは一転して点の奪い合いに。先に仕掛けたのはジョージア。PJESIVAC Stefan、AKHVLEDIANI Besarionと2連続得点で3対3の同点に持って行くも、日本も負けじと主将・稲場悠介、高田充の連続得点で再度2点差に戻す。ジョージアが2点奪い返すと、日本も再度2点を返すという手に汗握る展開が続く。またジョージアが2点を奪って同点にすると、今度は伊達清武のシュートを止めたジョージアが8点目を先に奪って逆転。後半につなげる為にも同点にしておきたかった日本は、荒木が残り5秒のところで値千金の同点ゴールを奪って8対8として前半を終了。
後半、第3ピリオドは両者一歩も譲らない展開で約3分もの長いラリーを展開。日本の荻原のエクスクルージョンファウルのタイミングで、たまらずタイムアウトを獲ったジョージア。落ち着いてパワープレーで9点目を奪うが、すぐさま足立聖弥が同点にする。シーソーゲームが続いた後、足立、鈴木の連続得点で再度2点のリードを奪って主導権を握る。その後1点ずつ加え、12対14の日本が2点のリードを持って第4ピリオドへ。
この大事な場面で、荒木がセンターからシュートを決めてリードを3点に広げて優位に立つ。ただ、ジョージアも負けていない。ここから怒濤の3連続ゴールで一気に同点にされてしまう。だが、この日の日本は勢いがあった。足立、稲場、そして渡邉太陽の3人で4連続得点を奪い、残り3分の時点で15対19に。ここで一気に楽になったかと思われたが、ジョージアのSHUSHIASHVILI Nikaがゴールを奪うと、センターからADEISHVILI Sandroが2点目で点差を2に縮める。残り1分となったところで、タイムアウトからロングシュートを決めたジョージアが1点差に詰め寄った。
日本も何とかしのぎたいところだったが、残り30秒でボールを奪われて同点のピンチになるも、西村永遠が値千金のセーブを見せる。このセーブに選手たちが応えるようにして1点のリードを死守し、18対19で日本が白星を勝ち取った。
日本の次が今大会最終戦。5、6位決定戦でクロアチアと対戦する。