2025.03.21 飛込

【#飛込】男子3m飛板飛込はベテラン坂井が逆転優勝を飾る(翼ジャパンダイビングカップ)

・日本水泳連盟HP大会ページ:https://swim.or.jp/tournament/44422/
・リザルト:https://swim.seiko.co.jp/diving/2024/14/jp/index.html
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世界水泳選手権2025の代表選考会を兼ねた翼ジャパンダイビングカップ。復活劇に沸いた初日。二日目はベテランふたりが見応えのある勝負を繰り広げた。

男子3m飛板飛込。予選を会心の演技で427.10のトップで通過したのは須山晴貴(NSP宇都宮)。ベテラン坂井丞(ミキハウス)は5ラウンド目の307Cにミスが出て366.45の2番手に付ける。

須山晴貴(NSP宇都宮) ©フォート・キシモト

その決勝、1ラウンド目の107Bで74.40をマークした須山は、続く5154Bでも76.50を獲得すると、407Cでは81.60をマーク。2番手の坂井に、この時点で20ポイント近くの差をつけた。

このまま逃げ切りたかった須山だったが、205Bで小さなミス。そして5ラウンド目の307C。飛ぶ前に落ち着こうとルーティンを入れるも、気持ちが入り過ぎたかオーバーでしぶきが大きく上がってしまう。得点も38.50と伸びず。

対して、予選ではミスをしてしまった須山と同じ307Cを決めて84.00の高得点を叩き出した坂井は、このラウンドで須山を逆転。最後の107Bは安定感ある演技で71.30をマーク。

坂井丞(ミキハウス) ©フォート・キシモト

須山緒難易度3.5の5337Dで73.50を獲得するも坂井との差を詰めることができず。結果、坂井が437.30で優勝を果たし、須山は404.50の2位となった。

男子3m飛板飛込 表彰式 ©フォート・キシモト