2025.03.27 競泳

【#競泳】初日から6つの新記録が誕生(第47回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会)

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リザルト:https://swim.seiko.co.jp/2024/S70612/index.htm
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ジュニア選手たちの春の祭典、JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会の競泳競技が3月27日、東京アクアティクスセンターにて開幕。初日、2日目にメインで行われるのは、10歳以下区分と11〜12歳区分のレース。そのなかで3つの新記録が誕生。さらに、初日には13歳以上の区分の400m自由形が行われ、こちらでも3つの新記録が生まれた。

最初の新記録は、10歳以下区分の女子50m平泳ぎ予選。隣のレーンを泳ぐ白木沙英(CSときわ台)と接戦を繰り広げた角田葵羽(ルネサンス神戸)が34秒11の大会新記録を樹立してトップで通過。決勝ではその記録を更新できなかったものの、前半を15秒99で折り返すスピードを見せ、34秒47で優勝を果たした。

あと2つの新記録は、11〜12歳区分女子50m平泳ぎ。その決勝レースで村田瑞稀(セントラル目黒)が、31秒73の短水路日本学童新記録、大会新記録を樹立して優勝。50m種目で2位以下に1秒以上の差を付ける圧倒的な泳ぎを見せてくれた。

そして男子400m自由形では、15〜16歳区分の決勝レースで2つの新記録が誕生。
ひとつは、優勝した安藤陽(枚方SS/四條畷学園高校)で、先行する沼田頼人(豊川高校)を300mで捉えて逆転。3分42秒92の大会記録を2秒近く更新する好タイムをマークした。

もうひとつは、4位で表彰台を逃したものの、川浦瑛大(イトマン)が3分46秒02の短水路日本中学新記録を樹立。2009年に樹立されていた記録を16年ぶりに更新した。

そしてCS区分男子400m自由形では、日本選手権で400m、800m、1500mを制し、さらにOWSの日本代表でもある今福和志(枚方SS/四條畷学園高校)が登場。萩野公介が持つ短水路高校記録には届かなかったが、2位以下に3秒以上の差を付ける圧倒的な泳ぎで、3分42秒44の大会新記録で優勝を果たした。

また、この日の決勝前に、シンガポールで開催される世界水泳選手権2025の代表チームが来場。ジュニア選手たちを応援するために、34人の代表選手たちがジュニア選手たちと交流。お互いにエールを交換し合った。