2025.03.29 競泳

【#競泳】今福が長水路に続いて短水路でも1500m自由形で日本新記録を樹立(第47回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会)

日本水泳連盟HP大会ページ:https://swim.or.jp/tournament/43958/
リザルト:https://swim.seiko.co.jp/2024/S70612/index.htm
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大会3日目からは、中学生、高校生たちのレースがメインとなるJOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会の競泳競技。

この日、長水路で11年ぶりの日本記録を樹立した今福和志(枚方SS/四條畷学園高校)がまた大仕事をやってのけた。

CS区分男子1500m自由形決勝。前半から全く他を寄せつけない泳ぎを見せる今福は、前半の800mで7分39秒65の短水路日本記録を上回る(正式記録)ハイペース。後半、多少の疲れは見えたが、ターンの度に沸き起こる会場に後押しされるようにしてスパートをかける今福。14分23秒26と、従来の記録を2秒以上縮める短水路日本新記録、短水路日本高校記録、そして大会新記録で優勝を飾り、右手で何度もこぶしを振り上げて喜びを表した。

その今福の活躍に引っ張られたか、CS区分男子200m自由形でも新記録が誕生。村佐達也(中京大中京高校/名鉄SS刈谷)が、1分41秒47で高校生活最後を締めくくる好記録マーク。短水路日本高校新記録、大会新記録で優勝を果たした。

今福、村佐の世界水泳選手権代表組に刺激を受け、ほかの中高生たちも奮起。なんとこの日だけで、22個もの新記録が誕生(うちタイ記録1を含む)。

13〜14歳区分の男子200mバタフライの予選でで、竹野伊織(金井学園SC)が1分55秒79の大会新記録を樹立すると、その決勝レースでも記録を上回り、1分54秒78の短水路日本中学新記録、大会新記録で優勝を飾った。

同区分男子200m背泳ぎでは、濵口敬(コナミ東加古川)が1分55秒07の大会新記録を樹立、同区分男子200m平泳ぎでは、2日目の400m個人メドレーで新記録を出した平山悠(東京SC)が2分06秒88の大会新記録で優勝を果たす。

15〜16歳区分女子200mバタフライでは、日本選手権では悔しい結果となったがそれを払拭するような泳ぎで、2分06秒84の大会新記録で優勝。同区分女子200m平泳ぎでは、石川真菜(イトマン港北/日大藤沢高校)が2分21秒09の大会記録を更新して優勝した。

CS区分男子200m平泳ぎは、大橋信(枚方SS/四條畷学園高校)が2分03秒28の大会新記録を樹立して優勝を果たす。

13〜14歳区分男子50m自由形は正木海翔(コナミ西葛西)が22秒45、15〜16歳区分女子50m自由形は、平良吏美華(沖縄SS豊見城)が25秒07のそれぞれ大会新記録で優勝。同区分男子50m自由形では、日本選手権でも中学記録を連発していた平田統也(坂出伊藤SS)が、22秒19の短水路日本中学新記録、大会タイ記録で優勝を果たす。

CS区分男子50mバタフライにチャレンジしていた中学生の河井一桜(東京SC)は、このレースで2位となったが、23秒46の短水路日本中学新記録を樹立する快泳を見せた。

そして13〜14歳区分男子4×100mフリーリレーでは、藤村SSが3分27秒59で逆転優勝。2位には東京SCが3分29秒71で続き、東京SCの第1泳者を務めた平山が49秒56の同区分男子100m自由形の大会新記録を更新する泳ぎを見せた。

CS区分男子4×100mフリーリレーは、世界水泳選手権代表の西川我咲に加えて、1年生の3人でリレーし、3分13秒69の短水路日本高校新記録、大会記録を樹立。従来の記録を2秒近く更新する素晴らしい泳ぎで優勝を飾った。