2025.03.29 飛込

【#飛込】12〜13歳区分では好演技連発の上野がほぼ完全優勝を果たす(第47回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会)

日本水泳連盟HP大会ページ:https://swim.or.jp/tournament/44425/
リザルト:https://swim.seiko.co.jp/diving/2024/10/jp/index.html

第47回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会の飛込競技は、3月29日から栃木県・日環アリーナ栃木で開催。初日は3区分、5種目の競技が行われた。

まずは9〜11歳区分女子1m飛板飛込。前半3ラウンドの制限選択飛では、田中結莉(IK!IK! DC)が安定した得点を獲得してトップに立つ。だが、自由選択飛になったところで、佐武弥広(東京SC)が303Cで47.25の高得点をマークして逆転でトップに。その後も104C、403Cで40ポイントオーバーの得点を獲得した佐武が227.35で優勝を果たした。

12〜13歳区分男子3m飛板飛込では、上野稜世(千葉DC)が素晴らしい演技を連発。制限選択飛のラウンド得点のすべてでトップのポイントを獲得。制限選択飛でも、1つだけ根本大志(長岡DC)の得点を下回ったものの、終始トップを守りきり、197.90で優勝を飾った。

12〜13歳区分女子1m飛板飛込の決勝は、5ラウンド行われた制限選択飛の最後でトップに立った野坂律季(米子DC)が、残りの2ラウンドの自由選択飛も逃げ切って244.70で優勝。2位の髙瀬恵実(浜松DC)は最終ラウンドの203Bで野坂との差を一気に詰めるもわずかに届かず。前半の制限選択飛での差が勝敗を大きく分ける結果となった。

制限選択飛5ラウンド、自由選択飛4ラウンドで行われた14〜15歳区分男子3m飛板飛込では、櫻井響樹(長岡DC)と金箱瑠海(浜松DC)が序盤から抜きつ抜かれつの接戦を繰り広げる。が、自由選択飛に入って2ラウンド目、305Cで56.00の高得点を叩き出した櫻井に対して、金箱は同じ305Cでミスダイブで16.80と得点を伸ばせず。櫻井は205Cこそミスもあったが、最後の405Cでは62.10と、この試合最高点を獲得。377.40で優勝を果たした。

14〜15歳区分女子1m飛板飛込の決勝は、八木星輝(神奈川DC)が、制限選択飛の5ラウンドを終えてトップに立つ。自由選択飛に入っても、2番手で食らいつく山田比歩未(セントラルスポーツ)から逃げ切り、ミスの許されない接戦を制し300.40ポイントを獲得して優勝した。