2025.03.30 水球

【#水球】A区分は長崎水球クラブ、B区分は石川イーグルス、そしてC区分は春野水球クラブが優勝を果たす(第47回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会)

日本水泳連盟HP大会ページ/リザルト:https://swim.or.jp/tournament/44231/

競泳、飛込に先んじて、3月26日から千葉県・千葉県国際総合水泳場で開幕を迎えていた、第47回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会の水球競技。予選を3日間かけて実施し、3月29、30日の2日間で各区分の決勝トーナメントが行われた。

連日激戦が繰り広げられ、全区分で会場を沸かせるプレーも多く見られた。

A区分(12歳以下男女)では、昨年の優勝チームである千葉水球クラブを準決勝で打ち破った長崎水球クラブが決勝戦に勝ち上がり、一躍優勝候補となる。それに対するのは高知スイミングクラブ。予選リーグのF組で千葉水球クラブと同じ組になったことで2位通過となったが、幕張ウォーターポロクラブ、富山スイミングクラブを下して勝ち上がってきた。
その決勝戦、第1ピリオドから主導権を握ったのは長崎水球クラブ。高知スイミングクラブも第2ピリオド以後食らいつくも、少ないチャンスをものにした長崎水球クラブが8対4で高知スイミングクラブを下し、A区分優勝を果たした。

A区分優勝 長崎水球クラブ ©株式会社ドリームネットワーク

B区分(15歳以下男子)では、昨年の決勝戦を戦った大垣市水球クラブが準決勝で、カワサキスイミングクラブが決勝トーナメント初戦で姿を消す。決勝戦は、準決勝で大垣市水球クラブを激しい点の奪い合いの末に下した石川イーグルス、カワサキスイミングクラブを打ち破った明大中野中学校との対戦となった。
両チームともふた桁得点を奪って勝ち上がってきただけに接戦が予想されていたが、結果は石川イーグルスが明大中野中学校を圧倒。序盤から明大中野中学校の得点を抑えつつ、自分たちは着実に得点を積み重ねていく。第1ピリオドに3点、第2ピリオドに4点を奪った石川イーグルスは、攻撃の手を休めることなく得点を奪い続け、最終的には13対3で勝利を収めた。

B区分優勝 石川イーグルス ©株式会社ドリームネットワーク

15歳以下女子で区分されるC区分は、多くの試合で点を奪い合う、攻撃的な試合が繰り広げられた。そんな試合を勝ち上がって決勝戦を戦ったのは、京都踏水会水泳学園と春野水球クラブ。昨年は準決勝で当たり、京都踏水会水泳学園が勝利を収めたこの対戦カード。第1ピリオドから両者攻撃的な試合を展開し、序盤は春野水球クラブが京都踏水会水泳学園から2点のリードを奪う。勝負が動いたのは、後半第3ピリオド。京都踏水会水泳学園が攻めあぐね、1点しか奪えなかったところ、春野水球クラブは着実に点を重ねていき4点を追加。この5点差を詰めるべく、最終ピリオドには京都踏水会水泳学園が猛攻を加え、4点を獲得。春野水球クラブの得点もほかのピリオドに比べると抑えたものの、2点を奪われて点差を詰めることができず。結果、11対14で春野水球クラブが昨年の雪辱を果たす優勝を飾った。

C区分優勝 春野水球クラブ ©株式会社ドリームネットワーク

全試合が終了し、男女の最優秀選手が発表。また、各区分の優秀選手(ベスト13)も合わせて発表された。
・最優秀選手
男子:前田侑大(石川イーグルス)
女子:ローリー仁愛(春野水球クラブ)

ベスト13はこちら。
https://swim.or.jp/fwp/wp-content/uploads/2025/03/2025SPBEST13.pdf

A区分ベスト13 ©株式会社ドリームネットワーク
B区分ベスト13 ©株式会社ドリームネットワーク
C区分ベスト13 ©株式会社ドリームネットワーク