東京オリンピック アーティスティックスイミング日本代表チーム公開練習
2020年、東京オリンピックに向けてトレーニングを積むアーティスティックスイミング日本代表チームが、国立スポーツ科学センターにて練習を公開した。
日本代表エースとして、昨年の世界選手権においてソロの銅メダリストとなった乾友紀子(芦屋大学/井村アーティスティックスイミングクラブ)とデュエットを組むのは、同じく世界選手権を共に戦った吉田萌(愛知学院大学/ザ・クラブピア88)。
この日は、昨年の世界選手権終了後から取り組み始めた新しいフリーのテーマ“進化〜エボリューション”のルーティンを分習で確認。足の角度、手の角度、いたるところのシンクロナイゼーションを中心に、乾、吉田ともにみっちりとトレーニングを行った。
チームはテクニカルの新ルーティン“空手2020”の動きを細かく練習。2000年のシドニーオリンピックでもテーマに取り上げた空手をさらに進化させ、新しい2020年にふさわしい空手をテーマにしたルーティンを作り上げている。
東京オリンピックのチームをリオデジャネイロオリンピックに続いて指揮する井村雅代ヘッドコーチは「年末年始も良い練習ができました」と笑顔を見せる。
「世界と比べて弱い脚も、バレーレッスンを取り入れることで変わってきました。空手も実際に試合を見に行ったり、型をプロの方に教えていただいたりしながら作り上げてきました。私たちは失う物も、隠す物もない。同じことをしていてもダメ。新しいことに取り組んで、どんどんそれを世に出していって、強い日本をアピールしていきたい」(井村ヘッドコーチ)
「2020年は、まだまだ先だと思っていましたが、気づいたらもう目の前。いよいよだなと。今の日本は、世界で4位という印象がついてしまっている。それを挽回して、東京オリンピックではデュエット、チームともにメダルを獲りたい」(乾)
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