2021.03.25

締めくくりの大会でジュニア選手たちが最高の演技を披露 <第43回 全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会 飛込競技>

[飛込]1日目
2020年度シーズンを締めくくる、全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会の飛込競技が3月25日から東京・辰巳国際水泳場でスタートした。

初日は女子9〜11歳区分、男子12〜13歳区分、女子14〜15歳区分のそれぞれ1m飛板飛込の決勝が行われた。

最初は女子9〜11歳区分。
1本目の制限選択飛びからトップを奪った八木星輝(神奈川DC)が、残りの制限選択飛び2本、自由選択飛び3本をキレのある演技でまとめ、終始1位をキープ。2位以下に30ポイント以上の差をつけて、235.50で優勝を果たした。
2位は104Cで44.00の高得点をマークした加藤梨央奈(長岡DC)が202.60で入り、その加藤のチームメイトでもある若木梨花子(長岡DC)が160.15の3位となった。

男子12〜13歳区分は、制限選択飛びで順位が激しく入れ替わる展開でスタート。制限選択飛びを1位で終えた茶木壱星(大分DC)だったが、5本目からの自由選択飛びになったところで、105Bで52.00を獲得した片岡三亮(concent)が逆転してトップに踊り出る。そのまま片岡が逃げ切り、275.45で優勝を飾った。
2位は244.25で柴田純平(高岡SC)が入り、茶木は0.05ポイント差の244.20の3位となった。また、坂田力毅(高岡SC)が茶木と同ポイントで同着3位に入った。

女子14〜15歳区分の決勝は、制限選択飛び1本目では3位だったものの2本目の201Bでトップに立った坂田丹寧(土浦市立第三中学)が、その後一度もトップを譲ることなく飛びきり、311.10で優勝。全く他を寄せ付けない演技を披露した。
273.40で2位になったのは乗松飛羽(Ehime S.T.)。1本目は10位スタートだったが、2本目からしっかり巻き返すダイブを見せてくれた。接戦となった3位争いは、猿田百穂美(東京SC)の追撃を辛くも0.3ポイント差で逃げ切った安丸和華(川口SC)が267.25で制した。

※写真1:女子9〜11歳区分で完全優勝を果たした八木
※写真2:片岡は自由選択飛で一気に周囲を引き離して優勝をもぎとった
※写真3:2本目からは坂田が安定した演技を見せて優勝

リザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/diving/2020/10/jp/index.html