2021.04.11

8日間を通して12の新記録が樹立 <第97回日本選手権水泳競技大会>

©フォート・キシモト

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[競泳]8日目
第97回日本選手権水泳競技大会 競泳競技も最終日を迎えた。

最初の決勝種目は、女子50mバタフライ。100mを制している池江璃花子(ルネサンス/日本大学)が浮き上がりからどんどん周囲を引き離していき、身体半分抜け出して25秒56の日本学生新記録を樹立して優勝を果たした。

男子50mバタフライは、100mの準決勝で日本タイ記録で泳いだ川本武史(TOYOTA)が23秒17の、こちらは日本記録を0秒1更新する新記録で優勝を飾った。

女子50m背泳ぎは、スタートが得意な100m、200mで2冠の小西杏奈(ガスワン/サイサン)を追い込んだ高橋美紀(林テレンプ)が28秒19で優勝。男子50m背泳ぎでは入江陵介(イトマン東進)が24秒90で優勝し、今大会3冠を達成した。

女子50m平泳ぎでは、自身が持つ日本記録に迫る30秒71で鈴木聡美(ミキハウス)が優勝。男子50m平泳ぎは日本雄也(アクアティック/近大クラブ)が27秒30で初優勝を飾った。

男子50m自由形は、松井浩亮(新潟医療福祉大学職員)がスタートから抜け出すも、ラスト5mで中村克(イトマン東進)が逆転。21秒97で100mと合わせて2冠を達成した。

女子50m自由形は、45分前に行われた50mバタフライに続いて池江が24秒84の日本学生新記録で優勝。今大会、50m、100mの自由形とバタフライの4冠を達成した。

今大会を締めくくる男子1500m自由形決勝。スタートから竹田涉瑚(オーエンス)が飛び出し、ハイペースでレースを展開。残り50mでラストスパートをかけた竹田は、2位以下に10秒以上の差をつけて14分55秒70で大会2連覇を達成した。

今大会、8日間を通して日本記録が5(うちタイ記録が1)、学生記録が7の合計12もの新記録が樹立された。

リザルトはこちら
http://swim.seiko.co.jp/2021/S70701/index.htm