女子10mシンクロでは荒井・板橋が7位入賞を勝ち取る <第22回FINAダイビングワールドカップ>
[飛込]2日目
5月1日に開幕した、第22回FINAダイビングワールドカップ2021(東京アクアティクスセンター)。東京五輪への切符を懸けた最後の戦いにもなる今大会は、連日熱戦が続く。
2日目の競技は女子10mシンクロ高飛込と男子3mシンクロ飛板飛込の2種目の予選と決勝が行われた。
女子10mシンクロ高飛込に出場したのは、すでに個人で五輪出場権を手にしている荒井祭里(武庫川女子大学/JSS宝塚)と、板橋美波(JSS宝塚)のペア。
身長もよく似たふたりは、シンクロで同調性を発揮。緊張感が高まるなかでも、大きなミスのない安定感のある演技を見せる。
決勝進出チーム全員が接戦だったこの種目で、さらに上位が目指せると期待させてくれる281.58で7位入賞を果たした。
優勝したのは、カナダのBENFEITO Meaghan と McKAY Caeliのペア。4ラウンド目まではイギリスのTOULSON Lois と CHENG Edenがトップだったが、ともに跳んだ最終種目の5253Bで70ポイント台をマークしたカナダが逆転し、305.94で優勝。イギリスは302.88の2位となった。3位には292.86でWASSEN Christina と PUNZEL Tinaのドイツペアが入った。
男子3mシンクロ飛板飛込は、自由選択飛びに入った3ラウンド目から抜群の安定感を見せたイギリスのGOODFELLOW Daniel と LAUGHER Jack のペアが440.94で優勝を果たす。2位にはドイツのHAUSDING Patrick と RUDIGER Lars が433.92で入った。
イタリア、アメリカ、ロシアの3チームでの激戦となった3位争いは、109Cで87.78の高得点を獲得したKUZNETSOV Evgenii と SHLEIKHER Nikita のロシアペアが415.86で勝ちとった。
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