井村ASCが初日から3冠を達成<日本ASチャレンジカップ2021>
[AS]1日目
19都道府県、23クラブの総勢223人が参加する、日本ASチャレンジカップ2021が静岡県・静岡県立水泳場で開幕した。今大会にはFINA世界ジュニア選手権に出場予定だったJAPANジュニアチームもオープン参加し、その力を存分に披露した。
今大会最初の決勝種目は、チームのテクニカルルーティン。ひとつ一つ丁寧に規定ルーティンをこなしていく井村アーティスティックスイミングクラブAが、5月の日本選手権に続いて優勝を果たす。得点も83.8087と高得点をマーク。オープン参加のJAPANジュニアチームの84.5033に迫る演技を見せた。
81.6653で2位に入ったのは、東京アーティスティックスイミングクラブA。3位にはアクラブ調布Aが78.8545で入った。
見応え満載のハイライトが盛り込まれたハイライトルーティンの決勝。井村アーティスティックスイミングクラブAが、チームのテクニカルルーティンで見せた正確性に加えてダイナミックな見応え十分な演技で83.8000を獲得し
こちらも優勝を果たした。
2位にはアテナアクアメイツAが77.3000で、井村アーティスティックスイミングクラブBが77.1333で3位となった。
JAPANジュニアチームは高さのあるリフトを武器に、86.4333を獲得した。
自由な演技のなかに同調性や難易度の高さも求められるチームフリールーティン。チームテクニカルルーティン、ハイライトルーティンの2種目を制して勢いに乗る井村アーティスティックスイミングクラブAが、84.8000で優勝。初日にして3冠を達成した。
2番手にはテクニカルルーティンで2位だった東京アーティスティックスイミングクラブAが83.8000で入り、3位にはアクラブ調布Aが80.1333で入った。
JAPANジュニアチームは90点に迫る87.4000をマークした。
この日には、東京五輪代表チームもエキシビジョンとしてデュエットフリールーティンとチームのテクニカルルーティンを披露した。チームを率いる井村雅代ヘッドコーチも「私たちは失うものはない。あとは攻めるだけです」とチームに檄を飛ばす。
乾友紀子(JAPAN)も「攻める私たちを見てほしい」と話し、残りの期間で最後のレベルアップを図ると気合いを入れ直した。
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