2021.07.30

競泳は3人が入賞 榎本、三上は準決勝へ 水球女子はハンガリーと対戦 <第32回オリンピック競技大会(2020/東京)>

©フォート・キシモト

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[競泳]7日目
競泳競技ももう残すところあと3日。長い戦いも終盤に差しかかった。

男子200背泳ぎにはチームの主将、入江陵介が登場。前半から攻める周囲に呼応するように、入江も最初からスピードに乗った泳ぎでレースを展開。自身4度目の五輪は1分57秒32の7位入賞で個人競技は幕を下ろした。

男子200m個人メドレーでは、長年のライバルである萩野公介と瀬戸大也のふたりが出場。背泳ぎで3番手に萩野が入ると、平泳ぎでは瀬戸が3番手に浮上。ふたり揃って最後の自由形での3位争いに加わるも、惜しくも届かず。瀬戸は100分の5秒差の4位、萩野は6位。記録は瀬戸が1分56秒22、萩野が1分57秒49だった。

また、男子100mバタフライの準決勝に進出していた水沼尚輝は、51秒46と予選よりもタイムを上げるものの、惜しくも決勝ラインには届かず、10位という結果となった。

午後の予選では、男女の4×100mメドレーリレーに日本チームが出場。
女子は前日のミックスメドレーリレーで自己ベストをマークした小西杏奈が、この日も59秒75の好タイムで泳ぎ、渡部香生子が1分06秒34で引き継ぐ。バタフライの池江璃花子は57秒50で、そしてアンカーの五十嵐千尋は53秒58でフィニッシュし、3分57秒17の6位で決勝進出を決める。

女子に続けと男子も奮闘。入江陵介が53秒32で、武良竜也が59秒62でバトンをつなぐ。水沼尚輝は51秒42で中村克に引き継ぎ、最後は47秒78でまとめて3分32秒02の5位で決勝に駒を進めた。

[飛込]5日目
飛込競技は中1日休憩を挟み、この日から個人種目が本格的にスタート。
女子3m飛板飛込の予選は、榎本遼香と三上紗也可のふたりが出場。榎本、三上は揃って8位からスタート。2本目の107Bで6位に順位を上げたのは三上。4本目終了時には一時4位につける検討を見せ、結果的には危なげない演技で317.10の5位で準決勝へ。

榎本は2本目に順位を下げてしまい、3、4本目で何とか粘りの演技を見せる。最終5本目の205Bで入水が乱れて49.50となってトータル277.85とするも、17位で準決勝に滑り込んだ。

[水球]7日目
女子3戦目は強豪ハンガリーとの対戦だったが、臆することなく第1クオーターから果敢に攻め、有馬優美、橋田舞子、工藤恭子の3連続得点を挙げて4対3の1点リードで第2クオーターへ。反撃に出たハンガリーに何とか食らいつき、逆転されても再度逆転し返す検討を見せ、7対7の同点で前半を終える。
後半に入っても機動力を生かし、有馬のゴールで一時は10対9と勝ち越すなどの検討を見せるが、第3クオーター終盤から第4クオーターにかけてハンガリーが怒濤のゴールラッシュを見せ、日本が一気に突き放されてしまった。結果、13対17で日本が敗れ、これで3敗目となった。

リザルトはこちら
https://olympics.com/tokyo-2020/olympic-games/en/results/all-sports/olympic-schedule-and-results-date=2021-07-24.htm

FINAのHPでもリザルト、リポートが読めます
https://www.fina.org