飛込の三上、榎本ともに決勝進出ならず 水球男子はイタリアに敗北 <第32回オリンピック競技大会(2020/東京)>
[競泳]8日目
競泳競技は残り2日。残念ながらこの日は日本代表チームの出場はなかったが、世界は動いていることを証明するかのように、世界記録がふたつ誕生。
男子100mバタフライはケーレブ・ドレッセル(アメリカ)が47秒45、4×100mミックスメドレーリレーでもイギリスが3分37秒58のそれぞれ世界新記録を樹立された。
最終日は、男女の4×100mメドレーリレーに日本チームが登場。最後の締めくくりの泳ぎに期待したい。
[飛込]6日目
女子3m飛板飛込の準決勝が行われたこの日。三上紗也可、榎本遼香のふたりが決勝進出に挑む。
三上、榎本ともにターニングポイントとなってしまったのが3本目。榎本は405Bで思うように得点が伸びず46.50。三上はハードルで先端まで足が届かず大幅にショートし、19.50となってしまう。
だが、三上はその失敗を引きずることなく、4本目の205Bでは67.50をマーク。最終5本目の5152Bは54.00と持ち直す強さを見せ、273.70の16位で演技を終えた。
榎本は4本目も得点を伸ばせず30点台になってしまうも、最後の205Bでは持ち味を生かした柔らかい演技で55.50で締めくくって255.40の17位という結果になった。
[水球]8日目
4戦目を迎えた男子は、2019年FINA世界選手権覇者のイタリアとの対戦。イタリアはその強さを見せつけるかのように、第1クオーターから日本に対し猛攻を加えて5得点を挙げる。対して日本は得点を挙げることができず厳しいスタートに。
第2クオーターの開始から1分を経過したところで、稲場悠介がようやく1点をもぎとり、ここから反撃に出たいところだったが、世界王者はそれを許さない。日本も高田充、荒井陸のゴールで第2クオーター自体は同点で終えたものの、第3クオーター、第4クオーターとイタリアがリードしたまま試合は終了。16対8で日本が敗れた。
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