2021.08.06
飛込は玉井が準決勝へ ASはテクニカルルーティンを4位で終える <第32回オリンピック競技大会(2020/東京)>
[飛込]12日目
飛込競技最後の種目となる、男子高飛込。日本からは玉井陸斗と西田玲雄のふたりが出場。
緊張からか、ふたりとも普段のような思い切りの良い演技が見られない。玉井は1本目の407Cで76.80を獲得して好スタートを切ったかに見えたが、2本目の207Bで入水が乱れて43.20のミスダイブ。立て直したいところだったが、勝負どころの109Cも思うように身体が動かず49.95となってしまう。5本目を終えて21位。準決勝進出が危ぶまれたが、最後の5255Bで起死回生の91.80をマーク。トータル374.25とし、順位を16位にまでジャンプアップさせて準決勝進出を果たした。
西田は1本目の407Cの44.80を引きずってしまったか、3本目の207Bでは21.60とミスダイブが続いてしまう。それでも、後半に向けて得意な演技を持ってくる構成の西田は、4本目の5253Bで62.40を獲得して落ち着いたか、6本目の6245Dでは70.20を獲得。トータル314.30の25位で初の五輪を終えた。
[アーティスティックスイミング]4日目
1日休みを挟み、この日はチームのテクニカルルーティンが行われた。
空手をテーマに、8人が躍動する。かけ声とともにキレのある型を見せ、演技に臨む。難しいとされていた規定ルーティンもひとつ一つ丁寧にこなし、課題であった高さや勢いは、2019年のFINA世界選手権(韓国・光州)よりも数段レベルが上がっているように見えた。
演技を終えて、得点は93.3773。4位で最終日のフリールーティンに挑む。
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