飛込は玉井が7位入賞 ASはチームも4位入賞を果たして水泳競技のすべてが終了 <第32回オリンピック競技大会(2020/東京)>
[飛込]13日目
飛込競技の最終日。午前中に男子高飛込の準決勝が行われ、玉井陸斗が登場。前日の予選とは打って変わって、高得点を連発。4本目の6245D、5本目の307Cはミスがあったものの、トータル413.65の8位で午後の決勝進出を決めた。
その決勝の舞台。12人の選手たちはノースプラッシュの高得点を連発。その勢いに玉井も乗っかり、1本目から気合いの入ったダイブを見せる。特に2本目の207Bと、準決勝でミスがあった4本目の6245Dでは80点オーバーの得点をマーク。ランキングも6位に順位を押し上げ、さらに上の順位が狙えるチャンスがあったところで、5本目の307Cで回転が鋭すぎたか、大きく水しぶきを上げてしまい35.70となってしまう。
だが、玉井はもう動揺しなかった。すっぱりと気持ちを切り替え、最終6本目5255Bでは75.60を獲得。入賞ラインを死守し、トータル431.95の7位入賞を果たした。
[アーティスティックスイミング]5日目
こちらも飛込同様、アーティスティックスイミングの最終日を迎え、この日はチームのフリールーティンが行われた。
ライバルであり、メダルをかけて争ってきたウクライナの次の演技順。やりにくさがあるなかで、日本チームは『祭』をテーマに全力で泳ぎ切る。リフトも高く、足技にも勢いが感じられた。だが、なかには細かいミスもあり、揃いきらない部分もあった。最後は振り付けが合わない場所もあったが、それでも選手たちは今の全力を出し切った。
フリールーティンの得点は94.9333。前日に行われたテクニカルルーティンの93.3773と合わせて188.3106の4位入賞を果たし、東京五輪すべての演技を終了した。
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