2021.08.23

競泳では日本学童記録が誕生 飛込は伊熊が3m飛板飛込を制する <第44回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会>

[競泳]2日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/2021/S70601/index.htm
LIVE配信:https://www.youtube.com/channel/UClLyhI4E7BF3MmPREE9wMEg

大阪・東和薬品ラクタブドームで開幕した、競泳の全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会。2日目の競技で10歳以下区分、11〜12歳区分の全競技が終了した。

この日も7個の新記録が誕生。そのうちのひとつは、11〜12歳区分女子200m自由形の清水さやか(T・HIRO'S)による日本学童新記録。1分00秒81で入ってから、さらに少しずつリードを広げるようにしてフィニッシュ。2分05秒18で新記録を樹立して優勝を果たした。

10歳以下区分女子50mバタフライは、割方唯寧(マリン西新井)が初日の女子200m個人メドレーに続いて、29秒42の大会新記録で優勝。
10歳以下区分男子50mバタフライと50m自由形を制したのは、コナミ東加古川の濱口敬。50mバタフライは29秒34、50m自由形は27秒31とそれぞれ大会記録を更新し、濱口は合計3個の大会新記録を樹立した。

13〜14歳区分女子400個人メドレーでは、全国中学を制した成田実生(金町SC)が勢いそのままに4分41秒61の大会新記録で今大会も優勝を果たした。

11〜12歳区分男子4×50メドレーリレーでは、イトマン江坂が予選から1分57秒62の大会新記録を樹立。決勝でもその記録を100分の2秒更新する、1分57秒60でさらに大会記録を更新して優勝を果たした。

10歳以下区分の総合優勝は藤村SSで、準優勝はマリン西新井。11〜12歳区分の優勝はイトマン港北、準優勝には枚方SSが輝いた。
優秀選手及び育成コーチは以下の通り。
・10歳以下区分男子
優秀選手:濱口敬(コナミ東加古川)
育成コーチ:徳田和子(コナミ東加古川)
・10歳区分女子
優秀選手:割方唯寧(マリン西新井)
育成コーチ:荒川直也(マリン西新井)
・11〜12歳区分男子
優秀選手:松山育(サンケイST)
育成コーチ:川本健太郎(サンケイST)
・11〜12歳区分女子
優秀選手:清水さやか(T・HIRO'S)
育成コーチ:三浦広司(T・HIRO'S)

[飛込]2日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/diving/index.html
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大阪・丸善インテック大阪プールでの飛込競技の2日目は、9〜11歳区分女子1m飛板飛込からスタート。JSS宝塚の鈴木佳歩が制限選択飛の3ラウンドが終わったところですでに10ポイント以上の差を付ける。その後の自由選択飛でも大きなミスなく得点を積み重ね、272.95で優勝を果たした。

12〜13歳区分男子高飛込では、今野介人(郡山DC)が好スタート。対して2番手スタートだった石沢遥斗(長岡DC)は、制限選択飛の4ラウンド目に逆転。自由選択飛では405Cのミスはあったものの、311.25を獲得して優勝を果たした。今野は285.80で2位となった。

最後まで接戦だったのは、14〜15歳区分女子高飛込。先に制限選択飛でトップに立った嶋﨑菜乃(高知SC)を制限選択飛の4ラウンド目で坂田丹寧(土浦市立第三中)が逆転。最終7ラウンド目、299.10で先に演技を終えた坂田が見守るなか、嶋﨑が飛んだ305Cは8ポイントダイブ。71.40を獲得して314.55の逆転で優勝をもぎとった。

16〜18歳区分男子3m飛位板飛込では、この種目のインターハイ優勝者の伊熊扇李(JSS宝塚)が307Cでのミスはあったものの、5154B、5337Dでそれぞれ73.10、85.75と高得点を叩き出し、405.10で優勝を飾った。2位には坂田慈央(茨城県立取手第二)が370.55で入り、片岡龍之介(concent)が347.60で3位となった。

[水球]2日目
リザルト:https://swim.or.jp/tournament/15976/

今大会最大試合数が行われた2日目。この日にA区分、B区分の1次予選のほとんどが終了。E区分に合わせて、C区分も予選がスタートして合計44試合が行われ、ジュニア選手たちが精一杯のプレーを見せつけた。
予選最終日となる大会3日目は、38試合が行われる予定。

[アーティスティックスイミング]3日目
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アーティスティックスイミング競技の3日目には、13〜15歳区分のソロ、デュエット、チームのフリールーティンがそれぞれ行われた。
ソロはアーティスティックスイミング広島の比嘉もえが77.4000を獲得してトップを獲得。2番手には田部井柚子(京都踏水会)が76.3333で入り、3位には76.1000で島田綾乃(みえASC)が入った。

デュエットもソロと同じく比嘉と新佳乃子ペアのアーティスティックスイミング広島がトップ、2番手は田部井と金光碧音ペアの京都踏水会、3番手には島田と坪井麗美伽ペアのみえASCとなった。

チームは井村アーティスティックスイミングクラブが75.9000でトップを獲得。2番手は0.3000差の75.6000で東京アーティスティックスイミングクラブAが入り、3番手につけたのはこれまた僅差で75.4000の京都踏水会となった。上位3チームが1ポイント差以内という接戦。ソロ、デュエット、チームとも大会4日目のフィギュアの結果を加算し、順位が決定する。