玉井が500ポイントオーバーで3連覇 <第97回日本選手権水泳競技大会飛込競技>
[飛込]1日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/diving/2021/08/jp/03.html
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17日に開幕した、飛込競技の第97回日本選手権水泳競技大会も最終日を迎えた。
行われた種目は、男子高飛込の予選決勝に女子1m飛板飛込、そしてエキシビジョンではあるが男女の10mシンクロナイズドの4つ。
男子高飛込は、東京五輪で7位入賞を果たした玉井陸斗(JSS宝塚)が、いくつかミスがあったものの予選を順当に1位で通過。決勝ではそのミスのあった2ラウンド目の207Bも81.00を獲得。4ラウンド目の6245Dで73.80だった以外は、すべて80ポイントオーバー。5ラウンド目、6ラウンド目は2本連続で90ポイントオーバーの演技を披露し、516.85で優勝を飾った。
451.85で2位に入ったのは、大きなミスもなく演技をまとめ、最終ラウンドの307Cで91.80の高得点を獲得した大久保柊(昭和化学工業/東京SC)。西田玲雄(近畿大学/大阪水泳学校)は、最終ラウンドの6245Dでラウンド最高得点となる95.40を叩き出すが大久保には届かず。433.90で3位となった。
飛込競技の基礎でもある1m飛板飛込。女子のこの種目を制したのは、近藤花菜(群馬DC/前橋国際大)。途中で3番手まで順位を下げるも、最終ラウンドで逆転して216.10を獲得して優勝を果たした。2位は213.60で藤原ゆりの(立命館大)、大窪博佳(東京SC/昭和学院大)が208.75で3位となった。
10mシンクロナイズドの男子には村上和基(東京SC)と大久保のペアが出場し、3本70ポイントオーバーの演技を見せるなど安定したダイブで378.75を獲得した。
女子は東京五輪代表の板橋美波(JSS宝塚)と荒井祭里(JSS宝塚/武庫川女子大)のペアが、惜しくも300ポイントには達しなかったが、298.68と健闘した。