2022.02.12

玉井が男子高飛込を制し、男子3mシンクロナイズドでは伊藤・伊熊ペアが初優勝(翼ジャパンダイビングカップ)

©フォート・キシモト

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リザルトはこちら:http://swim.seiko.co.jp/diving/2021/14/jp/03.html

[飛込]3日目
2月10日に開幕した、国際大会日本代表選手の選考会を兼ねた翼ジャパンダイビングカップ(古橋廣之進記念浜松市総合水泳場)。3日目の競技が終了。

男子高飛込は予選と決勝が行われた。予選は大久保柊(昭和化学工業/東京SC)が435.75でトップ通過。西田玲雄(近畿大学/大阪水泳学校)が428.90で2番手につけ、玉井陸斗(JSS宝塚)は412.80の3番手で決勝へ。

その決勝は、1ラウンド目から玉井が407Cで83.20の好スタート。勢いに乗りたかったが、2ラウンド目で入水が大きく乱れて順位を落とす。代わってトップに立ったのは、大久保。さらに3ラウンド目には金戸快(セントラルスポーツ/日本大学)がトップに立つ。1ラウンド目で30ポイント台と苦しい出だしとなった西田も、徐々に上位との得点を詰め始めるという混戦模様。

勝負は5ラウンド目だった。4ラウンド目で玉井がトップを奪い返すと、307Cで9ポイントダイブを披露。91.80を獲得して2位以下を大きく引き離し、最終6ラウンドでも5255Bで81.00を獲得し、合計474.15で優勝した。

2位には、最終6ラウンドでラウンドトップの90.10の高得点を叩き出した大久保が448.55で入り、じりじりと順位を上げた西田が426.90で3位となった。

男子3mシンクロナイズドでは、順調にトップを走る寺内健と坂井丞(ともにミキハウス)のペアだったが、最終ラウンドでまさかのミス。60ポイント台となってしまい、合計得点は384.87に。結果、先に演技を終えていた伊藤洸輝と伊熊扇李(ともにJSS宝塚)のペアが、寺内坂井組につけられていた12.72ポイントの差を逆転し、389.40で初優勝を果たした。3位には須山晴貴(栃木県スポーツ協会)と荒木宥図(NSP)のペアが381.03で入った。

女子は2組の出場。金戸凜(セントラルスポーツ)と三上紗也可(米子DC)の国際大会経験豊富なふたりが組み、安定した演技を披露。細かいミスはあったものの、大崩れすることなく304.50で1位を獲得。坂田丹寧(土浦三中)と北村夢(筑波大)のペアは239.52の2位となった。