銀メダリストの本多が200mバタフライで貫禄の勝利(国際大会日本代表選手選考会)
[競泳]3日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/2021/S70706/index.htm
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3日目を迎えた、東京辰巳国際水泳場で開催されている国際大会日本代表選手選考会。この日は新記録の誕生がなかったものの、自己ベストを更新、またその記録に迫る好記録をマークするなどの活躍を見せている。
東京五輪で銀メダルを獲得した本多灯(ATSC.YW/日本大学)が登場した男子200mバタフライ。前半から積極的に攻めていこうという姿勢が見える、54秒35という折り返し。後半は得意とはいえ、さすがに前半を攻めた疲れが出たものの、さすがの粘り強さで2位以下に1秒以上の差をつけ、自己ベストに迫る1分54秒04で1位を獲得した。
女子200mバタフライでは、新しい風が吹き始める。昨年の4月の日本選手権では3位だったが、その後も記録を伸ばし続け、日本学生選手権では優勝している林希菜(イトマン/同志社大学)が、前半から周囲を寄せ付けない泳ぎを見せて2分06秒41の自己ベストでこの種目を制覇した。
女子200m個人メドレーは、この種目に懸けてきた大本里佳(全日本空輸)が前半から積極的に攻めていく。平泳ぎを終えて3番手に上がってきた大橋悠依(イトマン東進)が、ラスト50mで大本を猛追。100分の6秒差という、まさにタッチの差の勝負を制したのは大本だった。2分11秒66で1位となり、大橋は2分11秒72の2位となった。
女子800m自由形は難波実夢(JSS/近畿大学)が8分29秒07で1位となり、難波は今大会3冠。女子50m背泳ぎは高橋美紀(林テレンプ)が頭ひとつ抜け出して28秒09で1位に。男子50m背泳ぎは入江陵介(イトマン東進)が100mに続いて24秒83で1位を獲得。
女子100m自由形は池江璃花子(ルネサンス/日本大学)が54秒02で制し、男子400m自由形は前半から飛び出した江原騎士(SWANS/フィッツ)が3分47秒74で逃げ切り1位を獲得。この日の最後は、瀬戸大也(TEAM DAIYA)が1分57秒09で男子200m個人メドレーを制して締めくくった。