個人メドレー2冠の小方と個人3冠の大嶋が最優秀選手に輝く(第44回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会)
[競泳]4日目
リザルトはこちら:http://swim.seiko.co.jp/2021/S70612/index.htm
新記録一覧はこちら:http://swim.seiko.co.jp/2021/S70612/all_newrec.pdf
4日間にも及ぶジュニア選手たちの祭典も最終日を迎え、この日も8つの大会新記録が樹立された。
ひとつ目は15〜16歳区分女子200m個人メドレー。400m個人メドレーでは短水路日本中学新記録、200m背泳ぎでも大会記録を更新した成田実生(金町SC)が2分08秒37の大会新記録で優勝を飾り、今大会3冠を達成した。
同区分200m個人メドレーの男子も負けじと奮闘。松下知之(スウィン宇都宮)が1分55秒90で大会記録を更新してこの種目を制した。
さらにCS区分男子200m個人メドレーでは、ユニバーシティゲームズの代表となった小方颯(イトマン港北)が1分54秒06の大会新記録を更新し、400m個人メドレーに続いて優勝を飾る。
15〜16歳区分女子100m平泳ぎで、加藤心冨(スウィン鴻巣/春日部共栄高校)が1分06秒04のこの日4つ目となる大会新記録で優勝。CS区分男子100m平泳ぎでは、岡留大和(稲毛インター)が58秒69で大会新記録を樹立して200mに続いて優勝を飾った。
15〜16歳区分男子100mバタフライは、光永翔音(日大豊山高校)51秒89の大会新記録、CS区分女子の同種目では大嶋千桜(イトマン/四條畷学園高校)が57秒41の大会新記録でそれぞれ優勝を果たした。
そして8つ目の大会記録は、13〜14歳区分男子4×100mメドレーリレー。山本修斗、嶋田篤人、舟橋巧、筒井一樹の4人でつないだ枚方SSが3分47秒80の大会新記録で優勝。2位のイトマン京都も従来の大会記録を超える記録だったが、それを大きく上回っての優勝だった。
大会4日間を通して、短水路日本学童記録が4、中学記録は2、そして大会記録は28(タイ記録1含む)で、合計34もの新記録が誕生した。
総合優勝は東京SC。準優勝はイトマン、3位がイトマン港北、以下4位が枚方SS、ダンロップSC、藤村SS、豊川高校、そしてイトマン京都と続いた。
今大会の最優秀選手は、男子が小方、女子は大嶋が手にし、それぞれ谷口志乃コーチ(イトマン港北)、大野高広コーチ(イトマン)が育成コーチを受賞した。
そのほか区分別優勝、準優勝、優秀選手と育成コーチは以下の通り。
・13〜14歳区分
優勝:東京SC
準優勝:イトマン京都
男子優秀選手/育成コーチ:笠江瑛斗選手/澤村栄治コーチ(豊田SS)
女子優秀選手/育成コーチ:佐藤琴美選手/川上琢也コーチ(イトマン新百合ヶ丘)
・15〜16歳区分
優勝:豊川高校
準優勝:イトマン
男子優秀選手/育成コーチ:山口哩駈選手/上木健嗣コーチ(桃山学院高校)
女子優秀選手/育成コーチ:成田実生選手/海老澤雄介コーチ(金町SC)
・CS区分
優勝:イトマン
準優勝:日大豊山高校