2022.06.25

ミックスデュエットフリーで佐藤姉弟が2つ目の銀メダルを獲得して大会を締めくくる(第19回FINA世界選手権)

ミックスデュエットフリー/佐藤友花・佐藤陽太郎 ©フォート・キシモト

ミックスデュエットフリー/佐藤友花・佐藤陽太郎 ©フォート・キシモト

ミックスデュエットフリー/佐藤友花・佐藤陽太郎 ©フォート・キシモト

ミックスデュエットフリー/佐藤友花・佐藤陽太郎 ©フォート・キシモト

ミックスデュエットフリー/佐藤友花・佐藤陽太郎 ©フォート・キシモト

ミックスデュエットフリー/佐藤友花・佐藤陽太郎 ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレー/大橋悠依 ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレー/大橋悠依 ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレー/大橋悠依 ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレー/大橋悠依 ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレー/谷川亜華葉 ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレー/谷川亜華葉 ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレー/谷川亜華葉 ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレー/谷川亜華葉 ©フォート・キシモト

男子4×100mメドレーリレー/入江陵介・武良竜也・水沼尚輝・松元克央 ©フォート・キシモト

男子4×100mメドレーリレー/入江陵介・武良竜也・水沼尚輝・松元克央 ©フォート・キシモト

男子4×100mメドレーリレー/入江陵介・武良竜也・水沼尚輝・松元克央 ©フォート・キシモト

男子4×100mメドレーリレー/入江陵介・武良竜也・水沼尚輝・松元克央 ©フォート・キシモト

男子4×100mメドレーリレー/入江陵介・武良竜也・水沼尚輝・松元克央 ©フォート・キシモト

リザルト:https://www.omegatiming.com/sports-timing-live-results
大会HP:https://fina-budapest2022.com
FINA HP:https://www.fina.org
テレビ朝日:https://www.tv-asahi.co.jp/swimming/

[AS]9日目
9日間にも及ぶ長期間となった今大会も最終日。マーメイドジャパンの最後を締めくくるのは、テクニカルで銀メダルを獲得している佐藤友花・佐藤陽太郎の姉弟ペアが出場する、ミックスデュエットフリー。
『サムライ』をテーマに、キレのある演技を披露。手の形、指の動かし方、そのすべてがまさに刀のように鋭さを持ち、水と空間を切り裂いていく。最後まで勢いよく泳ぎ切ったふたりは、予選の記録を大きく上回る89.7333をマークし、テクニカルに続いて2個目の銀メダルを獲得した。

「最後まで楽しく泳げました。格好いいサムライを演じられたと思います。初の世界選手権で緊張していましたが、こうして良い結果を残せて、悔いのない演技ができてよかったです。銀メダル2つ獲得した今大会は忘れられない大会になりました」(佐藤陽太郎)

「予選よりも1ポイント近く上げることができて、今はホッとしています。私も初の世界選手権でしたが、銀メダルを2つ獲得できて自信にもなりますし、逆にプレッシャーにもなると思います。でも銀メダルを獲ったデュエットである、ということは誇らしいですし、メダリストにふさわしい演技をこれからもしていきたいと思います」(佐藤友花)

AS競技は大会を通して、ソロで金メダルを2つ、チームテクニカルで銀メダル、フリーで銅メダルを1つずつ、フリーコンビネーションで銀メダル、そしてミックスデュエットで銀メダルを2つ獲得。
金メダル2、銀メダル4、銅メダル1の合計7個のメダルを獲得した。

[競泳]8日目
8日間のスケジュールで行われていた競泳競技も最終日を迎えた。
女子400m個人メドレーの決勝には、大橋悠依と谷川亜華葉のふたりが登場。大橋らしい軽快な泳ぎと、小気味良いテンポを刻む谷川。落ち着いてしっかり自分のレースに徹し、大橋は背泳ぎから3位争いを繰り広げる。最後の自由形で失速するも粘りを見せ、「予選よりも100分の1秒でも速く泳ぐことを目標に決勝に挑みました。タイムは遅いですが、自分としては力を出し切れたレースだったと思います」と大橋は3分37秒99の5位入賞。「タイムは落としてしまったんですが、今後につながる経験ができたと思います」と話した谷川は4分44秒28の8位入賞となった。

男子4×100mメドレーリレーは入江陵介、武良竜也、水沼尚輝、松元克央の4人で挑む。入江が53秒31で好スタートを切るも、武良は1分00秒08、水沼は52秒66と振るわず。最後の松元が他を追い上げる泳ぎで48秒12で泳ぎ切って3分34秒17でフィニッシュ。全体の9位となり決勝進出はならなかった。

海外勢は男子1500m自由形でPALTRINIERI Gregorio(イタリア)が100mから抜け出すと、1450mまで世界記録を上回るペースを刻む。ラスト100mのラップタイムがかなり速い孫楊の記録には届かずも、14分32秒80の大会新記録で2大会ぶりの優勝を飾った。
女子400m個人メドレーではMCINTOSH Summer(カナダ)が世界ジュニア新記録となる4分32秒04で優勝を果たす。女子50m平泳ぎではMEILUTYTE Ruta(リトアニア)が29秒70の復活劇を見せ、SJOSTROM Sarah(スウェーデン)が50m自由形を制して2冠を達成した。

競泳も全競技を終え、大会を通して銀メダルが2、銅メダルが2の合計4個のメダルを獲得した。

[水球]6日目
グループリーグ最終戦は、前回の世界選手権銅メダルを獲得しているクロアチアとの対戦。
強豪国との戦いで苦戦が予想されていたが、第1クオーターでは荒木健太、稲場悠介らの連続得点もあって一時はリードを奪う。第2クオーターに入ってもポセイドンジャパンはクロアチアに一切引けをとらない戦いを見せ、9対7で2点リードで前半を終える。
このまま勢いに乗りたいところだったが、強豪クロアチアも黙ってはない。第3クオーターに入り、日本に疲れが見えたところを力で押し切るパワープレーで一気に同点にすると一気に突き放しにかかり、クロアチアが3点リードで最終クオーターへ。日本も稲場のゴールで食らいつくも、最後は13対21でクロアチアに敗北を喫しました。

これでグリープリーグが終了。ヨーロッパの強豪、ドイツに勝利するという歴史的な快挙を成し遂げたポセイドンジャパンは、グループBを3位で突破。決勝リーグ進出を懸けて、2日後の27日(月)にCrossover GamesでグループAで2位だったモンテネグロとの対戦が決まった。