男子3m飛板飛込は安定感を見せた坂井が4年ぶりに優勝、女子高飛込は荒井が6連覇(第98回日本選手権水泳競技大会 飛込競技)
[飛込]2日目
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FINA世界選手権代表組がその強さを発揮し、安定感のある演技を見せている第98回日本選手権水泳競技大会 飛込競技。2日目は男子3m飛板飛込、女子高飛込の予選と決勝が行われた。
男子3m飛板飛込決勝は、坂井丞(ミキハウス)、須山晴貴(栃木県スポーツ協会)、玉井陸斗(JSS宝塚)の日本代表の3人が接戦を演じた。
1ラウンド目から好スタートを切ったのは須山。4ラウンド目に須山が小さな隙を見せたところを突いてトップを奪い取ったのは、玉井であった。しかし、その玉井も5ラウンド目の307Cでミスダイブ。再度須山がトップを奪うも、終始落ち着いた演技で70ポイントダイブを続けてきた坂井が、最終ラウンドで須山を逆転。じりじりと順位を上げ、焦ることなく自分の演技を貫いた坂井が435.80を獲得して、4年ぶりとなる優勝を果たした。2位は428.60で須山が入り、玉井は413.55で3位となった。
女子高飛込も男子に続いて、荒井祭里(JSS宝塚/武庫川女子大学)、金戸凜(セントラルスポーツ/日本大学)、板橋美波(JSS宝塚/滋賀県スポーツ協会)の世界選手権組が大活躍。
板橋が1ラウンド目の407Cで70.40を獲得して好スタート。それに金戸、荒井が続く。2ラウンド目も70ポイントを獲得した板橋だったが、3ラウンド目の305Bで入水が乱れて順位を落とす。変わって荒井がトップに立つと、最後まで板橋、金戸の追い上げから逃げ切って346.80で優勝。荒井は日本選手権6連覇を達成した。2位は340.85で板橋が入り、金戸が327.20で3位に入った。