2022.08.12

男女ともに筑波大学が総合優勝を果たす(第69回全国国公立大学選手権水泳競技大会)

[競泳]3日目
リザルト:https://zenkokko.jp/2022/results.html
LIVE配信(日本水泳連盟公式YouTube・アーカイブ):https://www.youtube.com/channel/UClLyhI4E7BF3MmPREE9wMEg

石川県・金沢プールで行われている、第69回全国国公立大学選手権水泳競技大会も最終日。選手たちは最後までチームのために全力を尽くした。

女子100mバタフライでは、筑波大学の飯塚千遥が58秒78の大会新記録を樹立。今年4月の日本選手権で3位に入った実力を発揮して優勝を果たした。

男子100m背泳ぎでは、初日のメドレーリレーで大会記録を樹立(55秒15)していた三浦玲央(筑波大学)が、こちらでも記録更新を目指すも惜しくも届かず。それでも安定して55秒台をマークする実力を見せ、55秒54で優勝。200m続いて個人種目2冠を飾った。

参加者も800人を超えて大いに盛り上がりを見せた今大会も最終種目へ。女子4×100mリレーと、男子4×200mリレーを迎える。
女子4×100mリレーでは、筑波大学の第1泳者の土井香凜が57秒41で好スタート。だが、ライバル鹿屋体育大学も負けじと奮起。第2泳者の久保田梨琉が56秒07で引き継いで鹿屋体育大学が逆転。第3泳者は大学1年生同士の争い。その軍配は筑波大学の中村実夢に上がって勝負あり。アンカーの込山瞳が逃げ切って3分48秒64で優勝した。鹿屋体育大学は3分50秒92で2位、3位には愛知教育大学が入った。

男子4×200mリレーでは、鹿屋体育大学の第1泳者の田中一光が1分53秒74のトップで引き継ぐ。それに大阪教育大学、筑波大学の順番で続く。筑波大学は第2泳者の三浦恵太が1分53秒61の快泳で2位に浮上し、鹿屋体育大学がトップ、2位に筑波大学で勝負はアンカーへ。
前半から快調に飛ばす鹿屋体育大学の水上瑠日。その水上を後半ググッと追い上げてきた筑波大学の1年生、宮本直輝だったが、あと一歩及ばず。鹿屋体育大学がたったの0秒20という接戦を制して7分33秒04で優勝を果たした。筑波大学は7分33秒24の2位、3位には大阪教育大学が7分46秒24で入った。

男子総合優勝は160.5点で筑波大。準優勝は143.0点で鹿屋体育大学となった。
女子は筑波大学が2位の鹿屋体育大学に63点の差をつける190.0点で総合優勝。鹿屋体育大学は127.0点の準優勝となった。