2022.08.17

女子高飛込、男子3m飛板飛込ともに2年生が初優勝(第62回全国中学校水泳競技大会)

[飛込]1日目
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岩手県の盛岡市立総合プールで開幕した、全国中学校水泳競技大会の飛込競技。高校生に負けじと中学生も高いレベルの演技を見せてくれた。初日は女子高飛込と男子3m飛板飛込の2種目が行われた。

制限選択飛のは4ラウンド、自由選択飛が3ラウンドで行われる女子高飛込は、激しく順位の入れ替わる展開に。
1ラウンド目に103Bで33.60を獲得してトップに立ったのは鈴木静玖(稲浜)。2ラウンド目に入ると、鈴木と同年代の長岡凜(前橋第一)が7.5m台ながら301Bを決めて逆転。その後も安定して大崩れしない演技を続けた長岡がトップをキープするも、自由選択飛に入って2ラウンド目、伊坂奏音(神戸)が205Bで50.75を出して逆転に成功。最後まで逃げ切れるかと思われたが、一度は4位にまで順位を下げていた鈴木が再度逆転。405Bで53.20を獲得して合計得点を278.15として初優勝を飾った。

男子3m飛板飛込では、制限選択飛が5ラウンド、自由選択飛は3ラウンドで行われた。こちらは2、3ラウンドで得点と順位を落としてしまうも、1ラウンド目にトップに立っていた石沢遥斗(長岡栖吉)が、4ラウンド目の403Bで53.55の高得点をマークして再度1位を獲得すると、自由選択飛のラウンドに入っても高得点を獲得し続ける。最終ラウンドの5233Dではミスもあって38.40としてしまうが、それまでの得点差もあって合計358.35で逃げ切って石沢が優勝を果たす。2位には、最終ラウンドの107Cで58.80を獲得して猛追した茶木壱星(青山)が352.20で入る。その茶木を上回る67.50という最高得点を叩き出した春日瑛士(四日市中部)が、351.80で3位に入った。