2022.08.18

男子は石沢が2冠[飛込]/400m個人メドレーでは100分の4秒差の接戦を出口が制する[競泳](第62回全国中学校水泳競技大会)

女子3m飛板飛込表彰

男子高飛込表彰

男子400m個人メドレー表彰

女子400m個人メドレー表彰

女子200m自由形表彰

男子200m自由形表彰

男子200mバタフライ表彰

男子1500m自由形表彰

女子200mバタフライ表彰

女子800m自由形表彰

[飛込]2日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/diving/2022/04/jp/index.html
LIVEリザルト:https://seikosportslink.com/seiko/ssl/sportslink?a=portal&s=dv

飛込競技の2日目は、女子は3m飛板飛込、男子は高飛込の決勝がそれぞれ行われた。

女子3m飛板飛込では、制限選択飛の5ラウンドが終わった時点で長岡凜(前橋第一)がトップに。残すは自由選択飛の3ラウンド。ここで初日の女子高飛込で優勝を果たした鈴木静玖(稲浜)が逆転トップに立つ。このまま逃げ切りたかったが、最終ラウンドの404Cで得点が伸びす。変わってその鈴木よりも難易度の高い405Cを飛んだ長岡が54.00を獲得。合計340.30として優勝を果たした。鈴木は320.25の2位、3位には306.95で1年生の赤城陽音(京山)が入った。

男子高飛込は、坂田力毅(志貴野)が制限選択飛から快調に得点を積み重ねていき、制限選択飛の4ラウンドが終わった時点でトップをキープ。だが、自由選択飛に入って少しペースが乱れたか、得点が伸びない。その隙を突いて、春日瑛士(四日市中部)が407Cで70.40の高得点を叩き出してトップに立つ。だが、ドラマは最終ラウンドに待っていた。2ラウンド目には12位だった初日の3m飛板飛込を制した石沢遥斗(長岡栖吉)がじりじりと追い上げており、最終ラウンドの5233Dで54.00を獲得して合計得点を333.80とする。石沢のあとの演技順だった春日も5253Bで勝負するも決めきれず。得点が52.80となり、合計得点は333.75。なんと0.05ポイントというほんのわずかな差で石沢が勝利。3m飛板飛込と合わせて2冠を達成した。春日は2位、そして3位には片岡三亮(飛島学園)が316.25で入った。

飛込競技の学校対抗の結果は、男子は2冠の石沢を有する長岡栖吉、女子は高飛込で優勝、3m飛板飛込では2位に入った鈴木がいる稲浜がそれぞれ総合優勝を果たした。

[競泳]1日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/2022/S70201/index.htm
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宮城県はセントラルスポーツ宮城G21プールのサブプールを使い、25mの短水路での開催となった競泳の全国中学校水泳競技大会。「どんな環境であっても全力を尽くす」。そんな意志が選手たちからは感じられるような、迫力のあるレースが続いた。

初日は女子800m、男子1500mのタイムレース決勝を含む、8種目の決勝が行われた。

男子400m個人メドレーの決勝は、バタフライから出口哲(太秦)が快調に飛ばす。背泳ぎが終わった時点で2位以下に3秒近くの差をつけていたが、平泳ぎでじりじり追い上げてきたのが森田碧大(葛西)。300mで出口に1秒差に迫ると、最後の自由形で一気に追い上げる。どんどんその差が詰まっていき、最後はふたり並んでフィニッシュ。4分16秒02で勝ったのは出口。追い上げた森田は4分16秒06。立った100分の4秒差で出口が見事に逃げ切った。同種目女子は中嶋碧(城端)が4分33秒17で危なげなく優勝を果たした。

女子200m自由形では、前半から攻めた福岡由唯(昭和)に、後半追い上げた油井美波(伊奈)がこちらも接戦を演じ、なんと最後まで決着つかずの1分59秒14で同着優勝となった。同種目の男子は舟橋功(枚方)が前半を52秒台で折り返しながらも粘りきって1分49秒47で優勝を飾った。

女子800m自由形は入江夏帆(東山)が1年生ながら2位に10秒以上の差をつけて、8分39秒39で初優勝を飾る。男子1500m自由形では、こちらも他を全く寄せ付けない泳ぎで今福和志(枚方三)が15分05秒71の短水路日本中学記録に迫る記録で優勝した。

女子200mバタフライは2分11秒09で1年生の石塚宇海(羽村二)が、男子同種目は1分58秒47で笠江瑛斗(美里)がそれぞれ優勝を果たした。