2022.09.01
日体大が4年連続のアベック優勝[水球](第98回日本学生選手権水泳競技大会)
[水球]3日目
リザルト:https://swim.or.jp/tournament/27324/
神奈川県・横浜国際プールで迎えた水球競技の最終日には、男子、女子の決勝戦と3位決定戦が行われた。
日本体育大学と筑波大学の対戦となった男子決勝戦は、キャプテン・宮澤拓夢とポイントゲッター・渡邉太陽の活躍で筑波大を振り切った。
立ち上がりの第1クオーターに渡邉が2点、宮澤が1点をゲットして波に乗ると、その後も早めのディフェンスと速攻から次々に得点を重ねる。最終的には渡邉が7点、宮澤が4点を上げるなどで24対11で快勝し、日本体育大学が25年連続46回目の優勝を飾った。
「簡単にはいかない相手だと分かっていたし、キャプテンとして先輩たちが築いてこられた連勝記録をストップさせてはいけないというプレッシャーがありました。でも、自分で4点決められたし、ほっとしています」(日体大・宮澤巧夢主将)
女子決勝は、日本体育大学と秀明大学の対決。第1クオーターで日体大が4対1とリードを奪う。第2クオーターまでその差は縮まらなかったが、第3クオーターに秀大が4得点して逆転。しかし日体大は最終クオーターに4年生の工藤恭子、橋田舞子、西山風花が4連続得点して再逆転し、13対11で4年連続5回目の優勝を果たした。
「逆転された時は一瞬あせりましたが、みんなで『絶対勝とう』と気持ちをひとつにしました。4年生ががんばらなくてはいけないので泳ぎました。勝てて良かったし、うれしいです」(日体大・橋田舞子主将)
男子は日本大学対明治大学、女子は東京女子体育大学対早稲田大学の対戦となった3位決定戦は、明大、東女体大がそれぞれ勝利を収めた。