2022.09.03
金戸快、凜の兄妹がそれぞれ優勝を飾る[飛込](第98回日本学生選手権水泳競技大会)
[飛込]1日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/diving/2022/06/jp/index.html
第98回日本学生選手権水泳競技大会もいよいよ大詰め。大阪府・大阪丸善インテック大阪プールで開幕を迎えたのは飛込競技。今大会には東京五輪代表、FINA世界選手権のメダリストも出場。その初日には、男子3m飛板飛込と女子高飛込の予選と決勝が行われた。
男子3m飛板飛込は、金戸快(日本大学)が予選をトップで通過。決勝でも安定した演技は健在。予選でミスのあった305B、5152Bも成功させ、特に305Bは70ポイント台を記録。トータルで400ポイントには及ばなかったが、395.60をマークしてこの種目初優勝を果たした。
女子高飛込は、3mシンクロ飛板飛込で世界選手権のメダリストとなった金戸凜(日本大学)と、世界選手権でこの種目6位入賞を果たしている荒井祭里(武庫川女子大学)の争いに。金戸はいくつかミスもあったがそれを補う演技で予選をトップで通過。決勝では序盤こそ荒井にリードを許すも、3ラウンド目の207Cで75.90をマークして逆転。そのまま逃げ切って378.20で優勝。日本大学が男女ともに初日を制した。荒井は大きなミスもなかったものの得点を伸ばせず、354.50の2位となった。