女子ベスト4が出そろう[水球]/愛知県の藤井、堀田ペアがテクニカルもフリーもトップで総合1位を獲得[AS](第77回国民体育大会)
[水球]2日目
リザルト:https://swim.or.jp/tournament/27327/
大会2日目は女子の予選リーグが行われた。女子予選リーグは3チームごとにAからDの4リーグに分かれ、それぞれの1位のチームが大会3日目の準決勝に進める仕組みだ。
そのため、この日は前12チームによる12試合が行われ、予選Aリーグは京都府が地元栃木県と山口県にそれぞれ勝利して勝ち点6を獲得して突破。Aリーグの2位は山口県、3位に栃木県となった。Bリーグは東京都、鹿児島県に勝利した石川県が1位を獲得。2位は東京を下した鹿児島県、3位が東京都となった。
Cリーグは千葉県と山形県が引き分け1として勝ち点で同率1位となったが、「3位に対する得失点差」の規定により、新潟県から9点を獲って勝利した千葉県がトップでリーグ突破。山形県は惜しくも2位、新潟県が3位となった。そして三重県、高知県を下した神奈川県がDリーグを制して1位に。高知県は2位、三重県が3位に入った。
これでベスト4が決定。準決勝は京都府対石川県、千葉県対神奈川県という対戦カードとなった。
[AS]1日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/artistic/2022/05/jp/index.html
宇都宮市・日環アリーナ栃木にてスタートしたアーティスティックスイミング競技は、19都道府県から38人の選手が参加。デュエットのテクニカルとフリーの合計得点でその順位を争った。
テクニカルで84.4742でトップを獲得したのは愛知県の藤井萌夏と堀田雪菜のペア。81.3624の2番手につけたのは三上こころ・田部井柚子(京都府)。そのあとの白波瀬菜桜、相高花帆(東京都)、金山千明里、金山万明里(大阪府)、比嘉もえ、吉川美波(広島県)、和田京羽、古志野日菜子(長野県)の3位から5位までは、皆79ポイント台に1ポイントもない差でひしめき合っており、フリールーティンによる表彰台争いに注目が集まった。
表彰台を懸けたフリールーティンでは、それぞれのチームは思いが伝わる演技を披露。1位はテクニカルを制した藤井、堀田ペアの愛知県。フリーではホワイトタイガーをテーマに「練習の成果を存分に出せた」(藤井)と86.0000を獲得し、合計170.4742で優勝を飾った。
2位にはテクニカル2位だった京都府の三上、田部井ペアが164.2624で入る。また、熾烈な3位争いは、テクニカル3位だった東京都の白波瀬、相高ペアが合計161.5280を獲得し、大阪府、広島県、長野県から逃げ切り3位となった。