個人では松元が100m自由形で、リレーでは成年の男女4×50mリレーの2種目でそれぞれ大会新記録が誕生[競泳](第77回国民体育大会)
[競泳]2日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/2022/S70703/index.htm
17日にスタートした、いちご一会とちぎ国体2022 第77回国民体育大会水泳競技 競泳。初日から新記録が誕生した今大会は、2日目も大いに盛り上がりを見せ、4つの新記録も誕生した。
成年男子100m自由形で、後半が持ち味の松元克央(千葉県)が前半をトップで折り返す。後半も失速することなく、加速するようにしてほかとの差を広げ、48秒63の大会新記録をマークして1位に輝いた。
成年の4×50mリレーは、男女とも大会新記録が誕生。女子は山本茉由佳、松本信歩、牧野紘子、池江璃花子でつないだ東京都が1分40秒21でフィニッシュ。男子は川根正大、須田悠介、五味智信、塩浦慎理と日本でも屈指のスプリンター4人を揃えた神奈川県が、予選から1分28秒17の大会新記録をマーク。決勝ではその記録を100分の5秒縮める、1分28秒12をマークして大会記録をさらに更新した。
少年A女子400m個人メドレーは、鈴木彩心(愛知県)が前半から積極的に攻める。そのまま逃げ切るかと思われたが、平泳ぎからじりじりとその差を詰めていた野井珠稀(神奈川県)がラスト50mで逆転。4分42秒48で1位を獲得した。鈴木は42秒90の2位に入った。
少年A男子400m個人メドレーでは、前半から栃木県の松下知之が攻める展開に。だが平泳ぎで松下に2秒近くの差をつけてトップに立ったのは山口哩駈(大阪府)。最後の自由形も強さを見せて4分13秒31の1位となった。2位には4分14秒46の松下が入った。
少年B女子100m背泳ぎでは、世界ジュニア選手権代表の成田実生(東京都)が1分01秒66で1位となった。少年B男子100m背泳ぎは、最後まで接戦を演じ、最後はタッチ差で添田重樹(神奈川県)が56秒39で1位に。56秒55の2位に入ったのは須磨湧希(京都府)だった。
少年A女子100m自由形は、前半が持ち味と話す大嶋千桜(大阪府)が55秒33の自己ベストで1位を獲得。少年A男子100m自由形は、インターハイを制した松井理宇(東京都)が今大会も50秒28で制した。
少年B女子50m自由形では伊東開耶(千葉県)が25秒96で制して100mに続いて2冠を達成した。少年B男子50m自由形は、100分の4秒差の勝負を松田康平(大阪府)が23秒48で1位に。23秒52で2位に入ったのは、100mで1位となった黒田一瑳(北海道)だった。
少年A女子200mバタフライは、三井愛梨(神奈川県)が、ジュニア日本代表の実力を発揮して2分09秒10で1位に輝く。その三井を追い詰めた藤本穏(大阪府)は2分09秒30で2位となった。
少年A男子200mバタフライでは、新開誠也(鹿児島県)が先行逃げ切りで1分58秒07で1位を獲得。2位には最後に新海を追い詰めた小池貴之(兵庫県)が1分58秒41で入った。