天皇杯、皇后杯ともに東京都が獲得[競泳](第77回国民体育大会)
[競泳]3日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/2022/S70703/index.htm
いちご一会とちぎ国体2022 第77回国民体育大会水泳競技 競泳も3日目。水泳選手たちにとってひと区切りとなる今大会も終了を迎えた。この日も1種目、新記録が誕生した。
少年B女子200m個人メドレーの決勝。前半から攻めた中嶋碧(富山県)を追いかける成田実生(東京都)は、背泳ぎで中嶋を逆転。平泳ぎではすでに独泳状態に入り、最後の自由形も力強いキックで泳ぎ切ってフィニッシュ。2分10秒27と、従来の大会記録を1秒以上上回る記録で成田が1位に輝いた。
少年B男子200m個人メドレーでは阿部力樹(神奈川県)がバタフライから快調に飛ばす。終始リードを保ち続けた阿部が2分01秒88で1位を獲得した。
少年B男子400m自由形では、中学3年生の内村弥路(埼玉県)がただ一人4分を切る快泳を見せ、3分58秒97で1位を獲得。
少年共通女子400m自由形は、竹澤瑠珂(東京都)がターンをするたびに周囲との差を広げていき、最終的には2位以下に4秒以上の差をつける4分10秒14で1位となった。
最後まで接戦だった少年B男子100m平泳ぎは、石川県の高井直人が1分02秒14で1位に。高井と僅差だった1分02秒30の2位だったのは鎌田望琥人(富山県)だった。
少年A女子50m自由形は大嶋千桜(大阪府)が25秒54で1位を獲得して今大会個人2冠を果たす。少年A男子50m自由形では、長い手足を使った大きな泳ぎで山口遼大(東京都)が23秒10で1位に輝いた。
少年A女子4×100mメドレーリレーは神奈川県が大会記録に迫る4分03秒54で、男子は大阪府が3分39秒69でそれぞれ1位を獲得。
成年男女の4×100mメドレーリレーでは、どちらも大会記録に迫るレースが続く。女子は東京都が第3泳者の牧野紘子でトップを奪い、アンカーの池江璃花子が逃げ切って4分01秒28で1位に。男子は第1泳者の入江陵介が53秒09で泳ぎ奪ったトップを最後まで維持し続け、3分33秒76で1位を獲得した。
これで栃木国体の水泳競技は全競技が終了。最後に総合成績が発表され、天皇杯(男女総合成績)、皇后杯(女子総合成績)ともに東京都が手にした。以下の順位はこちらから。
https://kirokukensaku.net/5NS22/performances_discipline_detail_020.html