200m平泳ぎで瀬戸が金メダル 1500m自由形では難波が銀メダルを獲得(FINA世界水泳選手権(25m))
[競泳]4日目
リザルト:https://www.omegatiming.com/2022/16th-fina-world-swimming-championships-25m-live-results
時おり雨も降り、寒さが続くオーストラリア・メルボルンで開催されている第16回FINA世界水泳選手権(25m)。大会4日目のこの日、日本代表チームは2つのメダルを獲得した。
男子200m平泳ぎの予選とトップで通過していた瀬戸大也。スタート直後こそリードを許すが、100mでトップに立つ。その後はもう瀬戸の独壇場。少しずつ周りとの差を広げていき、最終的には2位以下には1秒以上の差をつける、2分00秒35の短水路日本新記録、短水路アジア新記録で優勝し、今大会日本代表初となる金メダルを獲得した。
同種目に出場していた渡辺一平は途中で3位争いに加わりながらも、惜しくも2分02秒53の4位となった。
もうひとつのメダルは、タイムレース決勝で行われた女子1500m自由形。ファステストヒートの8レーンで泳いでいた難波実夢。オーストラリアのLani PALLISTERがダントツで抜け出すなか、難波は自分の泳ぎを崩さず、ペースを刻み続けて15分46秒76でフィニッシュ。日本記録には届かなかったものの、PALLISTERに次ぐ2位で銀メダルを獲得。今大会自身2つ目のメダルを勝ち取り、満面の笑顔を見せた。
混合4×50mリレーは松井浩亮、川根正大、五十嵐千尋、相馬あいの4人で決勝に挑み、1分30秒05と日本記録に迫る好記録で5位入賞。予選は川本武史、高橋美紀が川根、五十嵐とつないで決勝進出を果たし、6人で掴んだ入賞となった。
男子4×200mリレー決勝は、泳順は違えど予選と同じく渡邊天馬、松元克央、眞野秀成、松本周也の4人で臨んだ。中盤、少しずつ順位を上げて3位争いに加わるかというところまで健闘する泳ぎで、6分52秒04の短水路日本新記録を樹立して5位入賞を飾った。
松井が12位で予選を突破した男子50m自由形の準決勝では、世界のなかでも頭ひとつ抜け出せる得意のスタートを見せるも、21秒42の16位という結果となった。