100m自由形で松元が日本新記録を樹立して優勝(第99回日本選手権水泳競技大会競泳競技)
[競泳]3日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/2023/S70701/index.htm
第99回日本選手権水泳競技大会競泳競技(東京アクアティクスセンター)も折り返しの3日目を迎え、この日も新記録が誕生。さらに若手の活躍も目立つレースが続いた。
男子100m自由形決勝。200mで自己ベストには届かなかったものの、久しぶりの1分44秒台で好調をアピールした松元克央(ミツウロコ/三菱養和SS)。前半を22秒96で折り返すと、最後の10mは詰まりながらもパワーで押し切り47秒85の日本新記録を樹立して2冠を達成した。
女子200mバタフライでは、予選から好調だった三井愛梨(横浜サクラ/法政大学)が100mを折り返してからスルスルと抜け出す展開に。そこに牧野紘子(あいおいニッセイ)も続き、ラスト50m。最後まで高いスピードを維持したままフィニッシュし、2分06秒77の自己ベストを1秒以上更新する大ベストで三井が初優勝を果たした。牧野も2分07秒45の好タイムで2位に入った。
男子200mバタフライ決勝は、本多灯(イトマン東京/日本大学)が前半から積極的なレースを展開。予定通り53秒台で折り返し、後半も持ち味の粘り強さを発揮。ラストは少し疲れが見えたが、それでも2位以下に1秒以上の差をつけて1分53秒34で優勝を飾った。本多に食らいつく展開を見せた大学3年生の森本哲平(イトマン近大)は、1分54秒81の好タイムを叩き出して2位となった。
男子200m個人メドレーでは、瀬戸大也(CHARIS&Co.)がここのところ調子を上げている平泳ぎで一気にトップに立つと、最後の自由形でも全く疲れを見せず。記録も1分56秒62と、本人は納得していないもののまずまずのタイムで優勝を果たす。2位には大学2年生の若手小方颯(イトマン港北/日本大学)が1分57秒52で入り健闘を見せた。