2023.04.07

渡辺が200m平泳ぎで復活の狼煙を上げる泳ぎで快勝(第99回日本選手権水泳競技大会競泳競技)

男子200m平泳ぎ優勝/渡辺一平(TOYOTA) ©フォート・キシモト

男子200m平泳ぎ優勝/渡辺一平(TOYOTA) ©フォート・キシモト

男子200m平泳ぎ2位/佐藤翔馬(東京SC) ©フォート・キシモト

男子200m平泳ぎ2位/佐藤翔馬(東京SC) ©フォート・キシモト

女子200m平泳ぎ優勝/今井月(バローHD/東京ドームS) ©フォート・キシモト

女子200m平泳ぎ優勝/今井月(バローHD/東京ドームS) ©フォート・キシモト

男子200m背泳ぎ優勝/竹原秀一(東洋大学/はるおか赤間) ©フォート・キシモト

男子200m背泳ぎ優勝/竹原秀一(東洋大学/はるおか赤間) ©フォート・キシモト

男子200m背泳ぎ2位/栁川大樹(イトマン港北/明治大学) ©フォート・キシモト

男子200m背泳ぎ2位/栁川大樹(イトマン港北/明治大学) ©フォート・キシモト

男子800m自由形優勝/田渕海斗(NECGSC溝の口/明治大学) ©フォート・キシモト

男子800m自由形優勝/田渕海斗(NECGSC溝の口/明治大学) ©フォート・キシモト

女子100m自由形優勝/池江璃花子(横浜ゴム/ルネサンス) ©フォート・キシモト

女子100m自由形優勝/池江璃花子(横浜ゴム/ルネサンス) ©フォート・キシモト

[競泳]4日目
リザルト:http://swim.seiko.co.jp/2023/S70701/index.htm

後半戦に突入した第99回日本選手権水泳競技大会競泳競技(東京アクアティクスセンター)。大会4日目も多くの選手が好タイムをマーク。全力を尽くす選手たちの泳ぎに会場も盛り上がりを見せている。

男子200m平泳ぎは渡辺一平(TOYOTA)に佐藤翔馬(東京SC)、昨年世界選手権銀メダリストの花車優(キッコーマン)、五輪代表武良竜也(ミキハウス)と、まさにタレント揃いのレースとなった。
前半から攻めたのは佐藤と渡辺。対して武良、花車の伸びが鈍い。ラスト50mは佐藤と渡辺の競り合いに花車が加わった三つ巴の争いを経て、最後に抜け出したのは渡辺。2分07秒73の好タイムで優勝を飾った。

男子200m平泳ぎ優勝/渡辺一平(TOYOTA) ©フォート・キシモト

佐藤は2分08秒21の2位。3位の花車は2分08秒72と、前半で1秒以上の差をつけられているところから素晴らしい追い上げを見せた。

男子200m平泳ぎ2位/佐藤翔馬(東京SC) ©フォート・キシモト

女子200m平泳ぎでは昨年から復調の兆しを見せていた今井月(バローHD/東京ドームS)が、先行する青木玲緒樹(ミズノ)を150mのターン後に捉える。青木も粘るが、今井がラスト50mでの強さを発揮して2分22秒98の自己ベストで連覇を達成した。

女子200m平泳ぎ優勝/今井月(バローHD/東京ドームS) ©フォート・キシモト

入江陵介(イトマン東進)の跡を継ぐ選手の台頭が期待されていた男子200m背泳ぎでは、大学生3人が新しい風を吹かせる泳ぎを見せてくれた。
独特のリズムを刻む泳ぎを武器に竹原秀一(東洋大学/はるおか赤間)が前半からリードを奪い、ほかと1秒の差をつけてラスト50mへ。最後の最後で栁川大樹(イトマン港北/明治大学)、西小野皓大(中京大学/メルヘン姶良)が追い上げてくるも、竹原が逃げ切って優勝。記録は1分56秒93の自己ベストだった。

男子200m背泳ぎ優勝/竹原秀一(東洋大学/はるおか赤間) ©フォート・キシモト

栁川は1分57秒39のタッチ差で西小野を逆転して2位に、西小野は1分57秒43の3位となった。

男子200m背泳ぎ2位/栁川大樹(イトマン港北/明治大学) ©フォート・キシモト

男子800m自由形は前半から積極的に攻めた田渕海斗(NECGSC溝の口/明治大学)がそのまま逃げ切って7分54秒08の自己ベストをマークして優勝を果たす。

男子800m自由形優勝/田渕海斗(NECGSC溝の口/明治大学) ©フォート・キシモト

女子100m自由形では池江璃花子(横浜ゴム/ルネサンス)が冷静なレース運びを見せ、53秒台には届かなかったが54秒17の好タイムで優勝した。

女子100m自由形優勝/池江璃花子(横浜ゴム/ルネサンス) ©フォート・キシモト