2023.07.15

乾がソロテクニカル2大会連続金メダル 飛込は板橋・伊藤ペアが初メダルを獲得

©フォート・キシモト

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スタートリスト&リザルト:https://www.omegatiming.com/sports-timing-live-results
World Aquatics HP:https://www.worldaquatics.com
大会公式HP:https://www.fina-fukuoka2022.org

[AS]Day2
予選トップで決勝に進出した乾友紀子が出場する、ソロテクニカル決勝。9番目の演技順で登場した乾は、「水のゆくえ」を予選からさらにブラッシュアップして演じ切る。高さもキレもある。時に気圧されるような演技力に観客も、ジャッジも引き込まれていた。結果は、ノーベースマークの276.5717ポイントで、2位のオーストリアのライバル、ヴァシリキ・アレクサンドリに12ポイント以上の差をつけて金メダルを獲得。前回大会に続き、2大会連続で金メダルに輝いた。

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「ずっと支えてくれて、応援してくれていた人たちに金メダルを獲る姿を見せられて、そして福岡で君が代を流すことができてよかったです。この福岡大会には特別な思いがずっとあったので、ここで満足いく演技ができてうれしかったです」(乾)

「予選よりもずっと良かったです。相手の失敗を待つのは嫌やね、と話をして、相手が最高の演技をしてきても、それを私たちは受けて立とう、と決勝に向かいました。乾はそれに見事に答えてくれました」(井村雅代コーチ)

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この日、ASはアクロバティックとミックスデュエットの予選が行われた。
日本も初めて男子選手の佐藤陽太郎をチームに加えて挑んだアクロバティック。そのテーマは『Formula』スピード感溢れるダイナミックな演技で7個のアクロバットをそつなくこなし、224.5167ポイントの4位で決勝へ。3位のウクライナとは3.4033と僅差。決勝に向けて「デザインのポジションが少し不明瞭なところがあったので、決勝ではジャッジも納得するような、もっとクリアなデザインを目指していきたい」と加島知葉コーチ。逆転での表彰台獲得に向けて最終調整を行っていく。

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ミックスデュエットは昨年のブダペスト大会同様、佐藤友花、佐藤陽太郎の姉弟ペアで挑む。テクニカルのテーマは前回と変わらない『ターザン』だが、その内容のクオリティは格段にレベルアップ。ハイブリッドひとつをベースマークと判定されてしまったが、最後の高難易度のハイブリッドはきちんと認定されて得点を伸ばし、227.7200ポイントを獲得し、3位で決勝進出を決めた。

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[飛込]Day2
この日、飛込界に新しいメダリストが誕生した。
10mミックスシンクロの決勝に出場したのは、板橋美波、伊藤洸輝のペア。制限選択飛の2ラウンド目で入水が乱れて91.80の6位につける。3ラウンド目は勝負ポイントに挙げていた407C。「気持ちで負けるな」と馬淵崇英コーチから送り出されたふたりは、72.96の高得点をマークして2位にジャンプアップ。107Bは少し入水がずれてしまったが、最終ラウンドの5253Bではふたりの息の合った演技を見せて74.88を獲得。合計305.34で、接戦の3位争いを制して銅メダルを勝ち取った。

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「初出場で初メダルは本当にうれしいです。歓声に後押しいただいて獲れたメダルだと思っています。本当にありがとうございました」(伊藤)

「ずっと結果を残せていなかったんですが、今日やっとメダルが獲れて、ずっと支えてくれた人たち、応援してくれていた人たちに恩返しができたと思います」(板橋)

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また、午前中の予選を8位で通過していた男子3mシンクロの荒木宥図と須山晴貴のペア。その決勝では演技をブラッシュアップさせ、ほとんどの種目で予選より得点をアップ。特に自由選択飛に入ってからは、予選は60ポイント台後半だったものを、407Cをのぞき残りの3ラウンドは70ポイントオーバーをマーク。順位を予選からひとつ上げ、375.90で7位入賞を果たした。

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[OWS]Day1

シーサイドももち海浜公園で開幕を迎えたオープンウォータースイミング(OWS)。初日は女子10kmが行われ、日本からは蝦名愛梨、加藤はなのの2人が出場した。

前半から攻める加藤に対し、2ラップ目当たりから少し後ろに下がり気味になっていた蝦名。加藤も勝負の中盤で粘りたかったが、じりじりと順位を下げていきトップと4分52秒4差の33位でフィニッシュ。

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蝦名は3ラップ目には入賞も見える位置につけていたが、周囲のスパートについていくことができず、蝦名は2分34秒4差の28位でレースを終えた。

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