2023.07.19

乾友紀子が2大会連続2冠 新ルール下でのソロ初女王に輝く

©フォート・キシモト

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スタートリスト&リザルト:https://www.omegatiming.com/sports-timing-live-results
World Aquatics HP:https://www.worldaquatics.com
大会公式HP:https://www.fina-fukuoka2022.org

[AS]Day6
ソロのテクニカルで2大会連続金メダルを獲得した乾友紀子。ソロ女王の座は譲らない、と挑んだソロフリー決勝。「オロチ」をテーマに、観客を引き込んでいく演技を見せる。技の難易度が得点を大きく左右する新ルールにありながら、「演技することを忘れないで、彼女の表現力を見せることは絶対に譲りたくなかった」と井村雅代コーチが話す通り、表情、指先、腕、そしてつま先まで使った演技で「オロチ」を表現。難易度、完遂度だけではなく、アーティスティックインプレッションもソロフリー決勝での最高点を叩き出し、254.6062で優勝。2大会連続2冠という偉業を成し遂げた。

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「いろんな意味でプレッシャーや不安がありました。でも、良いも悪いも自分ひとりが評価される場にチャレンジしたい、という思いでソロに専念して頑張ってきました。金メダルが獲れて、表彰台の頂点に立って実感がわいてきて、グッときました」(乾)

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「あなたがやってきたことを信じて、自分を信じてやりきりなさい、と言って送り出しました。ふたりで一緒に目指してきた目標を達成できてすごくうれしいです」(井村コーチ)

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男子ソロフリー決勝に臨む佐藤陽太郎は、予選でベースマーク判定となったところの構成を少し変えて挑んだ。「昨日の予選以上に緊張した」と言いつつ、テーマの『エイリアン』を力強く演じ切り、自身初のソロの演技を終了。予選と同じハイブリッドでベースマーク判定を受けるも、ほかはしっかりと得点を獲得して予選を少し上回る167.9709ポイントの4位入賞を果たした。

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「ミックスデュエットを優先したい、という僕の気持ちを優先してくれたことでソロの練習時間は少なかったんですけど、それでもやれることはやれたと思います」(佐藤陽太郎)

[飛込]Day6
昨日、準決勝を7位で突破した荒井祭里は、「水切れの良い得意な入水を武器に戦いたい」と女子高飛込の決勝へ。1ラウンド目の405B、続く107Bと入水も決まって好スタートを切ったものの、4ラウンド目の305Cでしぶきがあがり、37.80ポイントとなってしまう。だが、最後の得意の5253Bで立て直して62.40を獲得。合計288.85の11位となった。

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また、男子3m飛板飛込は須山晴貴が出場し、得点がなかなか伸びないなかで我慢の試合が続く。最終ラウンド、準決勝進出のための勝負どころで難易度3.9の5156Bにチャレンジするも、入水が乱れて44.85ポイントとなり、合計365.60の24位という結果になった。

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[水球]男子Day2
男子水球の2戦目はアルゼンチンとの対戦。第1クオーター、早速鈴木透生主将が先制点を挙げて波に乗る日本。その後も連続してカウンターを決めるなどで6得点を挙げる。第2クオーター以降も攻撃の手を緩めることなくアルゼンチンゴールに襲いかかり、結果的に20得点をマーク。20対9でアルゼンチンに快勝し、1勝1敗で予選リーグ最終戦のクロアチア戦に向かう。

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「ハンガリー戦の後半で2得点しか挙げられなかったので、それを反省として今回は積極的に点を獲りに行こうと話していました。クロアチア戦に向けては、まずはディフェンスをしっかりすることを確認して臨みます」(鈴木主将)

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「第1クオーターから6得点を挙げられて、最初から良い流れに乗れました。クロアチアも日本の強みはカウンターだと分かって警戒されていると思いますから、それでも自分たちの強みを生かすための作戦を練っていきます」(塩田義法監督)

また、このゲームのPlayer of the Gameは5得点を挙げた渡邉太陽が獲得した。
「自分なんかがもらって恐縮なんですけど、自国開催の大会でこういった賞をもらえて光栄です。また獲れるように次も頑張ります」(渡邉)

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