2023.07.23

競泳初日に瀬戸が銅メダルを獲得 水球男子はセルビアとベスト8を懸けて対戦

©フォート・キシモト

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スタートリスト&リザルト:https://www.omegatiming.com/sports-timing-live-results
World Aquatics HP:https://www.worldaquatics.com
大会公式HP:https://www.fina-fukuoka2022.org

[競泳]Day1
前半戦はメダルテーブルも中国に次ぐ2位となる活躍を見せた日本代表チーム。それに続きたい競泳代表、トビウオジャパン。

男子400m個人メドレーでは、3位で決勝進出を決めた予選後には「後半がキツいのは分かっているので、前半から攻める積極的なレースをしたい」と話していた瀬戸大也。
その決勝、レオン・マルシャン(フランス)、カーソン・フォスター(アメリカ)らが快調に前半から飛ばすなか、瀬戸は予選よりも前半のタイムを落として平泳ぎへ。長年のライバル、チェイス・ケイリッシュ(アメリカ)との3位争いは熾烈を極めるも、ラスト25mで粘り勝ち。4分09秒41で銅メダルをもぎとった。

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「メダルはうれしかったんですが、タイムが遅いです。銀メダル以上、自己ベストという目標すら達成できなかったことが、今はとにかく悔しいです。ただ、1本レースをしたことで身体にも気持ちにも刺激が入ったので、次の200mに向けて準備をしていきます」(瀬戸)

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池江璃花子、池本凪沙、神野ゆめ、白井璃緒で臨んだ女子4×100mリレーは、予選で3分37秒71の8位で決勝進出を果たした。
決勝でも同じ泳順で挑み、池江は55秒09、池本は予選よりもタイムを上げて53秒62で引き継ぐ。神野は55秒26で、アンカーの白井は54秒64でフィニッシュし、3分38秒61の8位となった。

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「このレベルの高い決勝レースのなかで泳げたことは、良かったと思います」(池江)

「歓声を聞いて、やってやろう、という気持ちになりました。もっとタイムを縮められるように練習していきたい」(池本)

「タイムがまだまだで3人に助けられているので、もっと記録を伸ばして、次はほかのメンバーを助けられるようになりたい」(神野)

「タイムは遅いんですが、久しぶりに泳いだ決勝の舞台はワクワクしました。有観客の醍醐味を味わえました」(白井)

女子100mバタフライの準決勝に進んだ相馬あいは、前半を予選よりも上げていったものの後半に失速。58秒27の14位となった。

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「ターン後に得意のドルフィンキックで攻めるプランだったんですが、そこで攻めすぎたことで後半に響いてしまいました。でも歓声が聞こえて、気持ちで負けない泳ぎが最後までできました」(相馬)

女子200m個人メドレー準決勝では、1組目に3人もの失格者が出る波乱の展開。そのなかで大橋悠依、成田実生のふたりは冷静に泳ぎ、大橋は2分10秒32の全体5位で決勝進出を決めた。成田は2分12秒24の12位という結果となった。

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「まず、決勝進出できてうれしいです。少し固くなってしまったところもありましたが、やりたいレースはできました。東京五輪以来、200mでは2分10秒を切れていないので、しっかり10秒を切る、自分の力を出し切るレースをしたいと思います」(大橋)

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「自分の心の弱さが出てしまったレースでした。落ち着いてレースができなかったと思います。400mに向けて、決勝で泳ぎたい、という目標はぶらさず、ベストを出されるように準備していきます」(成田)

なお、池江は女子100mバタフライは58秒61の17位、男子50mバタフライでは水沼尚輝が23秒75の33位、川本武史は23秒79の35位という結果に。

女子400m自由形は小堀倭加が4分07秒48の10位、難波実夢は4分10秒23の16位。男子100m平泳ぎは渡辺一平が1分00秒28の17位となった。

男子400m個人メドレーでは本多灯が4分16秒71の14位、男子4×100mリレーでは松元克央、川根正大、五味智信、中村克が出場し、3分14秒84の13位で決勝に進めなかった。

[水球]男子Day4
ベスト8を懸けた大事な一戦を迎えた水球男子。クロスオーバーゲームズの対戦相手は、東京五輪覇者、前回大会は5位のセルビア。
第1クオーター、開始から早速2分以上のラリーが続き、日本が得意とするフィールドにセルビアを引きずり込んでいく。そしてエース、稲場悠介が先制点を決めると、若手期待のシューター、渡邉太陽が追加点を奪い2点リードの展開。センターからやられることが多かったが、この試合はパスラインを維持しながらも、センターへのパスを出させない見事なディフェンスを披露。プレーの様子から、並々ならぬ決意が垣間見えた。
そのまま相手センターを抑え込み、自分たちのカウンターをうまく駆使していくことで東京五輪覇者に渡り合い、第2クオーターを終えて5対6の1点差で終える。

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ただ、王者はやはり強かった。第3クオーターに入りセルビアはゴールキーパーを変更。さらにディフェンスシステムもガラッと変えてきた。稲場が素早いパス回しから同点ゴールを挙げるが、ここからじりじりと引き離されていき、7対13と点差を6に広げられてしまった。最終第4クオーターも意地で足立聖弥、伊達清武、渡邉が得点するも点差を詰めることができず試合終了。10対16でセルビアに敗れた。

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「なんとしても勝ちたかった試合でした。昨年、1点差でモンテネグロに敗れて以来、ベスト8進出のために1年間やってきたので、本当に悔しいです。前半はイーブンで進めることができましたが、後半に入って、やはり東京五輪覇者の勝負強さに対応することができませんでした。ショックではありますが、ここでめげてはいけないと思います。しっかりと気持ちと身体を切り抱えて、次戦に向けて準備していきます」(塩田義法ヘッドコーチ)