渡辺は200m平泳ぎで6位 背泳ぎの栁川は初出場ながら大健闘の8位
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[競泳]Day6
昨日の大会14日目までに、競泳以外の種目はすべて終了。残すところは競泳競技のみとなった、世界水泳選手権2023福岡大会。
この日の決勝レースには、男子200m背泳ぎの栁川大樹と男子200m平泳ぎに渡辺一平が出場。
栁川は後半に追い上げるレースで勝負する。しかし、前半を58秒03と少し想定よりも遅いタイムで折り返す。150mのターン後、しっかり15m潜ってからラストスパート。記録は1分58秒75の8位入賞を果たした。
「決勝の舞台でベストを出したかったです。身体がキツいな、と感じながらのレース。自分の弱さが出てしまいました。まだまだ練習が足りていないので、パリでは3本しっかり泳いでベストを出せるように頑張りたいです」(栁川)
渡辺が出場した男子200m平泳ぎは、中国のチン・ハイヤンが2分05秒48の世界新記録を樹立するハイレベルなレースとなった。渡辺は前半の100mでは2番手につける健闘を見せるが後半に失速するも、最後まで粘りを見せて2分08秒78の6位入賞となった。
「思い描いた泳ぎはできませんでした。平泳ぎの難しさを痛感しましたが、できることは精一杯やりました。今日出せる最高のパフォーマンスは出せたと思います」(渡辺)
男子100mバタフライ準決勝には、松元克央が登場。予選を51秒48の10位で突破。その準決勝では、前半を23秒99の7番手で折り返しますが、ラスト15mからが松元の真骨頂。ここから一気に追い上げて4番手まで浮上。51秒16の全体7位で決勝進出を果たした。
女子50mバタフライの準決勝は、池江璃花子と相馬あいが登場。相馬は力みがあったか26秒18の全体15位。「もう一歩、世界に足りないところがある。思い描く泳ぎを目指したい」と再起を誓う。
池江は後半一気に周りを追い込み、身体半分のリードをされているところからタッチで交わして組で2番手となる25秒72をマーク。「タッチ勝負になると思っていたので、アップでしっかりと練習してきました」と作戦がハマって5位で決勝進出を飾った。
女子200m背泳ぎ準決勝に出場した白井璃緒。前半から快調に飛ばす海外勢から遅れながらも粘りを見せて、2分12秒45の全体14位という結果となった。
男子100mバタフライの水沼尚輝は51秒93の19位、女子200m背泳ぎの弘中花音は2分12秒57の17位、男子50m自由形は塩浦慎理が22秒15の23位、中村克が22秒21の27位という結果となった。
また、男子4×200mリレーでは眞野秀成、松元、田中大寛、吉田冬優の4人で挑み、7分08秒70の9位という結果だった。