2023.07.30

鈴木が地元開催に華を添える7位入賞 大会を通して10個のメダルを獲得して世界水泳選手権が閉幕

©フォート・キシモト

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スタートリスト&リザルト:https://www.omegatiming.com/sports-timing-live-results
World Aquatics HP:https://www.worldaquatics.com
大会公式HP:https://www.fina-fukuoka2022.org

[競泳]Day7
地元の大歓声に後押しされて、100mでも自己ベストを更新して決勝の舞台で泳いだ鈴木聡美。メイン種目に据えるこの50mでも予選で自己ベストを更新。そして準決勝は8位でこの種目も決勝進出を果たした。
その決勝、ファンで埋め尽くされたマリンメッセ福岡がゆれるような大歓声のなか、鈴木は笑顔で入場。リラックスした表情でスタート台に立ち、飛び出す。課題としていた浮き上がりもスムーズに決まり、伸びやかな泳ぎでフィニッシュ。
決勝という大舞台で最後まで泳ぎ切り、30秒44の7位入賞で今大会を締めくくった。

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「水泳人生の中で、こんなに楽しい試合は初めて。幸せでした。ただ、今大会の結果を踏まえて、まだまだ改善できるところはあると思いますので、次に向けてまた頑張っていきたいと思います」(鈴木)

女子400m個人メドレーには、谷川亜華葉と成田実生の若手のふたりが出場。
成田は予選で4分38秒05の3番手で決勝へ。2回目の不安があった、と成田。それでも最後まで諦めずに泳ぎ切り、4分42秒14で初出場初決勝の舞台を8位で終えた。

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谷川は4分40秒21で9位となり惜しくも決勝進出を逃した。

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この大会を締めくくるのは、国を挙げた総力戦、男女の4×100mメドレーリレー。
前回大会のリベンジを果たしたい男子は、入江陵介、渡辺一平、水沼尚輝、松元克央という布陣で臨む。全員が「ひとつでも順位を上げたい」という思いを持ち、それぞれが力を出し切る。結果は3分32秒58の6位入賞を果たした。

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女子は予選は白井璃緒、青木玲緒樹、相馬あい、池江璃花子の4人で突破。

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決勝は、平泳ぎに鈴木が入ったメンバーで登場。その鈴木もラップタイムで1分05秒台をマーク。白井、相馬、池江らと力を合わせ、3分58秒02のこちらも男子と同じ6位入賞となった。

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これで世界水泳選手権2023福岡大会の全日程が終了。飛込、水球、ASからスタートし、OWS、競泳、ハイダイビングと全種目でそれぞれの持てる力を出し切り戦った代表選手たち。

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次は気持ちを切り替え、アジア大会に向かう。

今大会を通してのデータは以下の通り。
・メダル
金4、銀1、銅5
競泳:銅2(男子400m個人メドレー、男子200mバタフライ)
飛込:銅1(混合10mシンクロ)
AS:金4(ソロTR、ソロFR、デュエットTR、ミックスデュエットTR)、銀1(チームFR)、銅2(アクロバティック・デュエットFR)

・入賞数
競泳:18(11人+リレー5種目)
男子400m個人メドレー:瀬戸大也(3位/4分09秒41)
女子4×100mリレー:池江璃花子(55秒09)、池本凪沙(53秒62)、神野ゆめ(55秒26)、白井璃緒(54秒64)(8位/3分38秒61)
女子200m個人メドレー:大橋悠依(6位/2分11秒27)
女子100m平泳ぎ:鈴木聡美(8位/1分06秒67)
男子200mバタフライ:本多灯(3位/1分53秒66)
混合4×100mメドレーリレー:入江陵介(53秒42)、渡辺一平(59秒60)、相馬あい(58秒40)、池江璃花子(53秒91)(7位/3分45秒33)
女子200mバタフライ:三井愛梨(5位タイ/2分07秒15)
男子200m個人メドレー:瀬戸大也(6位/1分56秒70)、小方颯(8位/1分57秒82)
男子200m背泳ぎ:栁川大樹(8位/1分58秒75)
男子200m平泳ぎ:渡辺一平(6位/2分08秒78)
女子50mバタフライ:池江璃花子(7位/25秒78)
男子100mバタフライ:松元克央(7位/51秒20)
混合4×100mリレー:五味智信(49秒58)、中村克(48秒60)、池本凪沙(53秒67)、神野ゆめ(55秒11)(7位/3分26秒96)
女子50m平泳ぎ:鈴木聡美(7位/30秒44)
女子400m個人メドレー:成田実生(8位/4分42秒14)
男子4×100mメドレーリレー:入江陵介(53秒71)、渡辺一平(59秒41)、水沼尚輝(51秒26)、松元克央(48秒20)(6位/3分32秒58)
女子4×100mメドレーリレー:白井璃緒(1分00秒96)、青木玲緒樹(予選/1分06秒57)、鈴木聡美(決勝/1分05秒73)相馬あい(57秒67)、池江璃花子(53秒66)(6位/3分58秒02)

・自己ベスト更新
競泳:4
鈴木聡美:50m平泳ぎ(30秒22/予選)、100m平泳ぎ(1分06秒20/予選)。
高橋美紀:50m背泳ぎ(27秒84/予選)
小方颯:200m個人メドレー(1分57秒06/準決勝)。
栁川大樹:200m背泳ぎ(1分57秒23/準決勝)
眞野秀成:200m自由形(1分47秒25/4×200mリレー予選1泳)