男子200m自由形で安藤が大会新記録で優勝[第63回全国中学校水泳競技大会]
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[競泳]2日目
香川県・高松市で開幕した第63回全国中学校水泳競技大会。2日目には8種目の決勝レースが行われ、2つの新記録が樹立された。
ひとつ目は男子200m自由形決勝。前半から果敢に攻め、100mを52秒台で折り返した安藤陽(杉)。後半は疲れからか少し失速するもそのまま逃げ切り、1分51秒27と、従来の記録を100分の5秒更新する大会新記録で優勝を飾った。
もう一つは、男子4×100mリレー。第1泳者の筒井一樹が53秒94の好タイムで飛び出し、長谷川奏斗、中川太芯、大橋信とそれぞれつなぎ、3分38秒00の大会新記録を樹立して東香里優勝を果たした。今年からクラブでの出場が可能となったが、それを抑えての優勝となった。
男子200m個人メドレーは、400mに続いて小島夢貴(日大豊山)が2分02秒66で勝利し、今大会2冠を達成。
女子200m個人メドレーは佐々木珠南(八戸東)が2分17秒90で制し、こちらも今大会2冠を飾った。
女子200m自由形は油井美波(伊奈)が2分02秒44で優勝。女子200mバタフライは、石塚宇海(羽村二)が2分11秒54で、男子同種目は齊藤白(大鳥中)が2分03秒79でそれぞれ制した。
女子200m背泳ぎは井出柚紀(川越城南)が2分16秒43で勝利し、男子同種目は吉田琉惟(黒浜西)が2分04秒98で優勝。
女子100m平泳ぎでは石川真菜(横浜南が丘)が1分10秒38で優勝して200mと合わせて2冠。男子も野中龍生(金泉)が1分03秒77で100mを制し、こちらも2冠となった。
女子4×100mリレーは、淑徳巣鴨が1年生を入れる布陣ながら層の厚さを見せ、3分56秒40と大会記録まであと0秒3に迫る記録で優勝を飾った。
また、女子800m自由形は谷本美乃(金岡南)が2年生ながら8分52秒00で優勝。男子1500m自由形では、16分05秒58で若杦朝陽(平城)が優勝を果たした。
[飛込]2日目
スタートリスト&リザルト:http://swim.seiko.co.jp/diving/2023/04/jp/index.html
全国中学校水泳競技大会の飛込競技2日目は、男子高飛込の予選と決勝、そして女子3m飛板飛込の予選が行われた。
男子高飛込では、石沢遙人(栖吉)が1ラウンド目からトップをひた走る展開に。制限選択飛4ラウンドを終えて、合計は188.50のトップ。その後の自由選択飛4ラウンドでは北村応吏(致遠館)に追い上げられるも、辛くも逃げ切り367.55で予選トップ。
その決勝では、石沢が107Bで60.00のポイントをマーク。2ラウンド目も405Cで74.40を獲得するなど好演技を続けたが、205CでFaultダイブとなってしまう。だが、予選の制限選択飛で獲得した得点が高く、石沢がそのまま逃げ切り363.70で優勝を果たした。2位は和田宏太(福山中央)が357.00で入り、猿田煌大(東京SC)が348.70で3位となった。