2023.08.19

競泳は1年生の今福が1500mを制す 飛込は二羽が2冠[第91回日本高等学校選手権水泳競技大会・令和5年度全国高等学校総合体育大会]

©日本水泳連盟

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スタートリスト&リザルト(競泳):http://swim.seiko.co.jp/2023/S70301/index.htm
スタートリスト&リザルト(飛込):http://swim.seiko.co.jp/diving/2023/03/jp/index.html
スタートリスト&リザルト(水球):https://kirokukensaku.net/0IH23/discipline_330_20230817.html
北海道総体HP:https://www.koukousoutai.com/2023soutai/

[競泳]3日目
17日に開幕した、第91回日本高等学校選手権水泳競技大会・令和5年度全国高等学校総合体育大会(通称北海道総体2023)。総合優勝争いも激化してくる3日目も好レースが連発した。

男子1500m自由形では、予選で大会新記録を樹立した今福和志(四條畷学園)が積極的なレースを展開し、前半の800mを8分03秒88のハイペースで折り返す。後半、今福が疲れたところを世界水泳選手権OWS代表の辻森魁人(須磨学園)が追い上げを図るも届かず。予選の記録には及ばなかったが、今福が15分16秒95の好タイムで1年生ながら優勝を果たした。辻森は15分20秒00の2位となった。

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女子100mバタフライは、予選から58秒台をマークしていた平井瑞希(日大藤沢)が、決勝でも58秒22と大会記録まであと100分の4秒にまで迫るレベルの高い泳ぎを見せて優勝を飾った。

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女子100m平泳ぎでは加藤心冨(春日部共栄)が小畠優々美(白鵬女子)と接戦を繰り広げ、最後は加藤が1分07秒86の好記録で勝利を勝ち取った。小畠は1分08秒16の2位となった。

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男子200m自由形で3人決勝に残っていた中京大中京は、4×200mリレーでずば抜けた強さを見せる。第1泳者の堀田武蔵が1分51秒24で村佐達也に引き継ぐと、その村佐は1分48秒86のハイレベルな記録でつなぐ。早川祐偉人は1分52秒78、そしてアンカーの加藤涼が1分50秒33で締めくくり、大会記録には0秒19届かなかったが、7分23秒21で中京大中京が優勝した。

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女子800m自由形は青木虹光(明和県央)が8分41秒21で、女子200m背泳ぎは山本千晶(日大藤沢)が2分11秒27で勝利。男子200m背泳ぎでは100mを制した小東真皓(四條畷学園)と接戦を演じた西村優雅(湘南工大附属)が、100分の2秒差で小東に勝利。記録は2分00秒63であった。

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男子100mバタフライは小池貴之(報徳学園)が53秒83で、男子100m平泳ぎは岡留大和(東邦大東邦)が1分01秒67でそれぞれ優勝。

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そしてアンカー勝負となった女子4×200mリレーでは、先行する日大藤沢を武蔵野のアンカー、竹澤瑠珂が逆転。8分10秒11で優勝を果たした。日大藤沢は8分10秒41の2位、3位には8分13秒15で四條畷学園が入った。

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[飛込]3日目
栃木県・日環アリーナ栃木で開催されている飛込競技は最終日を迎えた。行われたのは、男子高飛込予選決勝と、女子3m飛板飛込。

男子高飛込では、3m飛板飛込も制した二羽倖駕(小松大谷)が予選トップ。同じ小松大谷の浅田律が2番手で続く。

その決勝では制限選択飛の4ランウドを終えて浅田がトップ。だが、自由選択飛に入ったところで二羽が力を発揮。6243Dで73.60の高得点を叩き出すと、407Cでは73.60、最終ラウンドの5253Bでは80.00を獲得し、524.65ポイントで優勝。今大会3m飛板飛込と合わせて2冠を達成した。

女子3m飛板飛込は、高飛込を制した佐々木音華(米子東)と乗松飛羽(高崎市健康福祉大高崎)が接戦を繰り広げる。制限選択飛を終えてトップは佐々木だが、乗松との差はたったの4ポイント。すると、自由選択飛に入って点差をじりじりと縮めた乗松が、自由選択飛の3ラウンド目に飛んだ305Cで60.20をマークして佐々木を逆転。最終ラウンドでも佐々木を上回る得点を獲得し、合計404.20で優勝。高飛込で敗れた雪辱を果たした。佐々木は388.85で2位となった。

飛込競技はこれで全競技が終了。
学校対抗の結果は以下の通り。
・男子
1位:小松大谷(石川県)
2位:高知商業(高知県)
3位:別府翔青(大分県)

・女子
1位:米子東(鳥取県)
2位:高崎市健康福祉大高崎(群馬県)
3位:常総学院(茨城県)

[水球]3日目
札幌市平岸プールで連日熱戦が繰り広げられているのが、水球競技。3日目には準々決勝と準決勝が行われた。

準々決勝4試合を勝ち抜いたのは、明大中野(東京都)、鳥羽(京都府)、四日市中央工業(三重県)、鹿児島南(鹿児島県)の4チーム。

続く準決勝は、まず鳥羽と明大中野が激突。第1クオーターで好スタートを切ったのは、鳥羽。一挙7得点を奪い、明大中野を一気に突き放す。食らいつきたい明大中野だったが、前半は攻撃のリズムがかみ合わない。ようやく第3クオーターで6得点を挙げて追い上げを見せるが、最終は鳥羽の猛攻を抑えることができず。鳥羽が前回大会覇者の明大中野に21対15で勝利し、4年ぶりの決勝進出を果たした。

準決勝のもう一試合は、四日市中央工業対鹿児島南。第1クオーターは、お互い決定打がないまま時間が過ぎていくも、鹿児島南が1点リードで第2クオーターへ。膠着状態が続いた第1クオーターとは打って変わって得点の奪い合いとなった第2クオーターは、鹿児島南が4点を奪うも、四日市中央工業が5得点を挙げて同点に。
後半、第3クオーターも同点で終えて迎えた最終クオーター、四日市中央工業が点を奪うと、すぐさま鹿児島南がも返す展開。最後は四日市中央工業の佐々木蒼太が決勝点を奪って試合終了。この試合7得点を挙げた佐々木の活躍で、四日市中央工業が14対13の1点差ゲームを制して決勝進出を決めた。