2023.08.25

競泳は8つの大会新記録樹立 飛込は高知SCが総合優勝を果たす[第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会]

男子 13~14歳 100m 自由形 決勝 松山育 (サンケイST) ©フォート・キシモト

男子 13~14歳 200m 個人メドレー 決勝 小島夢貴 (イトマン東伏見) ©フォート・キシモト

女子 15~16歳 200m 個人メドレー 表彰 1位 長岡海涼 (東北) 2位 貝瀬結香 (東京SC) 3位 児玉海生 (豊川高) ©フォート・キシモト

女子 13~14歳 400m 自由形 決勝 谷本美乃 (初芝SS) ©フォート・キシモト

女子 13~14歳 4x100m フリーリレー 表彰 1位 イトマン港北 ©フォート・キシモト

男子 13~14歳 4x100m フリーリレー 表彰 1位 セントラル目黒 ©フォート・キシモト

男子 CS 4x100m フリーリレー 決勝 日大豊山 ©フォート・キシモト

女子 13~14歳 100m 自由形 表彰 1位 油井美波 (スウィン大教) 2位 菅野凜香 (三菱養和SS) 3位 奥綾香 (枚方SSNACL) ©フォート・キシモト

男子 13~14歳 100m 自由形 表彰 1位 松山育 (サンケイST) 2位 平田統也 (坂出伊藤SS) 3位 池田星那 (サンケイST) ©フォート・キシモト

女子 15~16歳 100m 自由形 表彰 1位 吉永晴香 (県立岐阜商高) 2位 榎本裕月 (ADカツラギSS) 3位 谷口満里奈 (ATSC.YW) OP CZAJKO S. (AUS) ©フォート・キシモト

男子 15~16歳 100m 自由形 表彰 1位 黒田一瑳 (コナミ新札幌) 2位 村佐達也 (中京大中京高) 3位 山田太陽 (豊川高) ©フォート・キシモト

女子 CS 100m 自由形 表彰 1位 伊東開耶 (セントラルスポーツ) 2位 鈴木莉緒 (ATSC.YW) 3位 溝口歩優 (セントラル藤沢) ©フォート・キシモト

男子 CS 100m 自由形 表彰 1位 宮田一佐 (イトマン) 1位 伊勢空翔 (イトマン新百合丘) 3位 光永翔音 (日大豊山) ©フォート・キシモト

女子 13~14歳 200m 個人メドレー 表彰 1位 石川真菜 (イトマン港北) 2位 佐々木珠南 (ウイング八戸) 3位 阪井葵心 (イトマン) ©フォート・キシモト

男子 13~14歳 200m 個人メドレー 表彰 1位 小島夢貴 (イトマン東伏見) 2位 沼田頼人 (西日本宮崎) 3位 西村光惺 (イトマン小平) ©フォート・キシモト

男子 15~16歳 200m 個人メドレー 表彰 1位 森田碧大 (セントラル南行徳) 2位 田中駿 (イトマン港北) 3位 前川大和 (コナミ西宮) ©フォート・キシモト

女子 CS 200m 個人メドレー 表彰 1位 鈴木彩心 (豊川高) 2位 前田結衣 (京都外大西高) 3位 安達真美 (豊川高) ©フォート・キシモト

男子 CS 200m 個人メドレー 表彰 1位 加藤涼 (中京大中京高) 2位 西川我咲 (豊川高) 3位 大川生流 (イトマン新百合丘) ©フォート・キシモト

女子 13~14歳 400m 自由形 表彰 1位 谷本美乃 (初芝SS) 2位 中澤桃菜 (あかやまSS) 3位 権田三実 (コナミ西葛西) ©フォート・キシモト

男子 13~14歳 400m 自由形 表彰 1位 萬代聖晴 (JSS中川) 2位 端迫大雅 (セントラル目黒) 3位 徳田崇真 (ジャパン高松) ©フォート・キシモト

女子 15~16歳 400m 自由形 表彰 1位 髙遥香 (とこはSS) 2位 池田羽衣香 (豊川高) 3位 西野沙耶 (スウィン美園) ©フォート・キシモト

男子 15~16歳 400m 自由形 表彰 1位 今福和志 (枚方SS) 2位 安藤陽 (枚方SS) 3位 堀田武蔵 (中京大中京高) ©フォート・キシモト

女子 CS 400m 自由形 表彰 1位 奥園心咲 (枚方SS) 2位 花山彩良 (豊川高) 3位 古江花帆 (スウィン北本) ©フォート・キシモト

水泳/競泳 第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会 4日目 男子 CS 400m 自由形 表彰 1位 大木優瑠 (飛龍高校) 2位 桐山真葵 (マリン西新井) 3位 金谷駿 (イトマン) 東京アクアティクスセンター/東京都/日本 クレジット:三船貴光/フォート・キシモト 2023年8月25日 Swimming 46th Junior Olympic Cup Swimming Championships DAY4 Men's CS 400m free style Medal Ceremony 1st Uryo Oki (Hiryu) 2nd Maki KIRIYAMA (Marin Nishiarai) 3rd Syun KANATANI (ITOMAN) Tokyo Aquatics Centre/Tokyo Metropolitan/Japan Credit:Takamitsu MIFUNE/PHOTO KISHIMOTO 25/08/2023

水泳/競泳 第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会 4日目 女子 13~14歳 200m 平泳ぎ 表彰 1位 小鍛治茉子 (オーバル総社) 2位 山中咲奈 (JSS中川) 3位 田中珀娃 (KSG柳川) 東京アクアティクスセンター/東京都/日本 クレジット:三船貴光/フォート・キシモト 2023年8月25日 Swimming 46th Junior Olympic Cup Swimming Championships DAY4 Women's 13-14 Age 200m Breaststroke Medal Ceremony 1st Mako KOGASHI (OVAL soja) 2nd Sana NAKAYAMA (JSS Nakagawa) 3rd Hakua TANAKA (KSG Yanagawa) Tokyo Aquatics Centre/Tokyo Metropolitan/Japan Credit:Takamitsu MIFUNE/PHOTO KISHIMOTO 25/08/2023

水泳/競泳 第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会 4日目 男子 13~14歳 200m 平泳ぎ 表彰 1位 宮崎緒里 (浜名湖SS) 2位 大橋信 (枚方SS) 3位 立岩健蒼 (JSS広島) 東京アクアティクスセンター/東京都/日本 クレジット:三船貴光/フォート・キシモト 2023年8月25日 Swimming 46th Junior Olympic Cup Swimming Championships DAY4 Men's 13-14 Age 200m Breaststroke Medal Ceremony 1st Iori MIYAZAKI (Hamanako SS) 2nd Shin OHASHI (Hirakata SS) 3rd Kenzo Tateiwa (JSS Hiroshima) Tokyo Aquatics Centre/Tokyo Metropolitan/Japan Credit:Takamitsu MIFUNE/PHOTO KISHIMOTO 25/08/2023

水泳/競泳 第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会 4日目 女子 15~16歳 200m 平泳ぎ 表彰 1位 横田心愛 (湘南工大附) 2位 中村美羽 (RAYS) 3位 佐藤琴美 (イトマン新百合丘) 東京アクアティクスセンター/東京都/日本 クレジット:三船貴光/フォート・キシモト 2023年8月25日 Swimming 46th Junior Olympic Cup Swimming Championships DAY4 Women's 15-16 Age 200m Breaststroke Medal Ceremony 1st Kokoa YOKOTA (Shonankoka) 2nd Miu NAKAMURA (RAYS) 3rd Kotomi SATO (Itoman Shinyurigaoka) Tokyo Aquatics Centre/Tokyo Metropolitan/Japan Credit:Takamitsu MIFUNE/PHOTO KISHIMOTO 25/08/2023

男子 15~16歳 200m 平泳ぎ 表彰 1位 齋藤龍 (ダンロップSC) 2位 大岩真海羽 (イトマン富士見台) 3位 大森理央 (フィッツ青葉) ©フォート・キシモト

女子 CS 200m 平泳ぎ 表彰 1位 楠田夢乃 (藤村SS) 2位 松本悠里 (コナミ西宮) 3位 小山風香 (SA柏崎) ©フォート・キシモト

男子 CS 200m 平泳ぎ 表彰 1位 阿部力樹 (セントラル横浜) 2位 倉橋駿斗 (中京大中京高) 3位 竹内慶悟 (武庫之荘SS) ©フォート・キシモト

女子 13~14歳 4x100m フリーリレー 表彰 3位 VERDI ©フォート・キシモト

女子 13~14歳 4x100m フリーリレー 表彰 2位 三菱養和SS ©フォート・キシモト

男子 13~14歳 4x100m フリーリレー 表彰 3位 アクラブ藤沢 ©フォート・キシモト

男子 13~14歳 4x100m フリーリレー 表彰 2位 秋田AC ©フォート・キシモト

女子 CS 4x100m フリーリレー 表彰 3位 イトマン ©フォート・キシモト

女子 CS 4x100m フリーリレー 表彰 2位 ダンロップSC オーストラリア ©フォート・キシモト

女子 CS 4x100m フリーリレー 表彰 1位 スウィン大教 ©フォート・キシモト

男子 CS 4x100m フリーリレー 表彰 3位 枚方SS オーストラリア ©フォート・キシモト

男子 CS 4x100m フリーリレー 表彰 2位 中京大中京高 ©フォート・キシモト

男子 CS 4x100m フリーリレー 表彰 1位 日大豊山 ©フォート・キシモト

スタートリスト&リザルト(競泳):http://swim.seiko.co.jp/2023/S70601/index.htm
スタートリスト&リザルト(飛込):http://swim.seiko.co.jp/diving/2023/05/jp/index.html
スタートリスト&リザルト(水球):https://swim.or.jp/tournament/35140/

[競泳]4日目
第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会の競泳競技も4日目。後半戦に突入しても、ジュニア選手たちの勢いは留まるところを知らず、この日も新記録が8つ樹立された。

13〜14歳区分男子100m自由形の予選で、全国中学では50mで日本中学記録を更新した松山育(サンケイST)が51秒11で大会新記録を樹立。
決勝ではその記録をさらに更新。記録を50秒65にまで伸ばす快泳を見せて優勝を果たした。

13〜14歳区分男子200m個人メドレーは、大会2日目の400m個人メドレーで大会記録を更新した小島夢貴(イトマン東伏見)が、この種目でも強さを見せて2分03秒54の大会新記録で優勝。小島は今大会個人で3冠を達成した。

15〜16歳区分女子200m個人メドレーでは、長岡海涼(東北/山形DC)が2分13秒85の大会新記録で優勝。2位以下に3秒近くの差をつける大勝だった。

大会3日目の800m自由形で高校生たちを押しのけて優勝を果たした中学2年生の谷本美乃(初芝SS)。この日は13〜14歳区分女子400m自由形に出場し、4分14秒32の大会新記録で優勝して2冠を果たす。

残り3つの新記録は、リレーで樹立された。
13〜14歳区分女子4×100mリレーは、石川真菜、村上心都、本保花菜子、そして妻木唯凪のイトマン港北チームが、全く他を寄せつけない泳ぎを披露して3分53秒54の大会新記録で優勝。

同区分男子4×100mリレーはこちらも女子同様第1泳者からトップに立ったセントラル目黒が、その差を広げるようにしてレースを展開。端迫大雅、児玉聖矢、齊藤白、鈴木真翔の全員がハイレベルな記録で泳ぎ切り、3分34秒44と従来の記録を1秒以上更新する大会記録で優勝した。

CS区分男子4×100mリレーは、高校3年生で揃えた日大豊山が3分21秒89の大会新記録を樹立。松井理宇、光永翔音、錦織孟徳、隈部飛鵬の4人が抜群のチームワークを見せつける泳ぎで優勝を飾った。

[飛込]4日目
大阪府・Asue大阪プールで行われている飛込競技は、この日が最終日。

12〜13歳区分男子1m飛板飛込の決勝に14〜15歳区分女子3m飛板飛込の予選と決勝、そして16〜18歳区分男子高飛込の予選決勝が行われた。

男子1m飛板飛込では、1ラウンド目から好演技でトップに立った茶木琉聖(大分DC)が順調に得点を積み重ねて、制限選択飛を終えて193.80のトップ。そのまま逃げ切りたいところだったが、制限選択飛でその茶木に17.30差の3番手につけていた古戎徠人(神辺SC)が、自由選択飛に入って一気に猛追。403Bで逆転してトップに立つと、最終ラウンドの105Bでも52.00の高得点をマークして試合終了。322.55の逆転優勝を果たした。茶木は敗れて2位だったものの、古戎との差は0.50の僅差であった。

14〜15歳区分女子3m飛板飛込は、予選の制限選択飛のトップは鈴木静玖(セントラルスポーツ)だったが、自由選択飛の3ラウンドで八木星輝(神奈川DC)が逆転。予選トップの319.95をマーク。
その決勝の自由選択飛3ラウンドでも、八木が安定した演技を見せてトップの得点を獲得し、合計332.80ポイントとして優勝を飾った。

16〜18歳区分男子高飛込決勝は、2日目に3m飛板飛込を制した二羽倖駕(小松大谷)が、この種目でも強さを発揮。制限選択飛4ラウンドの予選順位は4番手だったが、決勝の自由選択飛5ラウンドは347.55のトップの得点をマーク。合計519.30として優勝を果たす。2位に入ったのは、二羽のチームメイトである杉本琉音(小松大谷)。その差はわずか0.20ポイントであった。

飛込競技はこの日で全競技が終了。
女子最優秀選手には、12〜13歳区分の1m飛板飛込と高飛込を制した千葉優奈(郡山DC)が選ばれた。
男子最優秀選手は、16〜18歳区分で大きなミスなく演技をこなした二羽が選出された。

また、女子優秀選手は倉島寿芽(三重DC)、男子優秀選手は杉本が選ばれた。

そして今大会の団体得点表彰は、全区分でまんべんなく得点を重ねた高知SCが優勝。準優勝は長岡DC、3位には小松大谷が続いた。

[水球]4日目
京都府・京都アクアリーナで行われている水球競技は、大会4日目から各区分で決勝トーナメントがスタートし、それぞれ6試合ずつ行われた。

A区分(12歳以下男女)は、原田学園スイミングスクール(鹿児島)が勝ち上がり決勝進出を決める。その原田学園SSと対戦するのは、準々決勝、準決勝と1点差ゲームを制してきた千葉水球クラブ(千葉)となった。

B区分(15歳以下男子)はこの日の結果で、PISCINA静岡(静岡)、大垣市水球クラブ(岐阜)の対戦が決定。

C区分(15以下女子)の決勝カードは、準々決勝、準決勝をふた桁得点で勝ち上がってきた京都踏水会(教護)と、トリトン兵庫(兵庫)に決まる。

そしてE区分(18歳以下女子)では、秀明八千代(千葉)と京都府立鴨折(京都)が決勝で戦うこととなった。