早稲田大学がリレーで学生新樹立 水球はシード校が順当に勝ち上がる[第99回日本学生選手権水泳競技大会]
リザルト(競泳):http://swim.seiko.co.jp/2023/S70401/index.htm
リザルト(水球):https://swim.or.jp/tournament/35143/
大会公式HP:https://www.swim-g.net/intercollege/
[競泳]Day2
第99回日本学生選手権水泳競技大会の競泳競技2日目には、大会新記録が2、日本学生新記録が1誕生した。
ひとつは、男子200mバタフライ。初日の400m個人メドレーではチームメイトの小方颯(日本大学)に敗れた本多灯(日本大学)。この日はスタートから気合いの入った泳ぎを見せ、ひとり抜け出す展開に。最後まで序盤のリードを守り切った本多は、1分53秒76の大会新記録で優勝。インカレ4連覇を達成した。
もうひとつは、男子4×100mリレー決勝。初日の100mで3選手が決勝に進出していた早稲田大学が、その実力をいかんなく発揮。須田悠介、原空輝、田中大寛、長牛太佑と49秒台中盤から48秒台中盤で揃え、3分16秒53の日本学生新記録、大会新記録で優勝を飾った。
女子800m自由形では世界水泳選手権代表組が上位を占める。難波実夢(近畿大学)が8分32秒96で優勝し、2位には日本体育大学の蝦名愛梨、3位には400m個人メドレーを制した梶本一花(同志社大学)が入った。
男子1500m自由形は、予選トップの井本一輝(中央大学)が序盤から安定したペースを刻み続け、15分13秒69で優勝を果たし、4年生最後のインカレを締めくくる。
女子200m自由形は、100mに続いて池本凪沙が1分58秒57で優勝。自由形2種目2冠を達成した。
男子200m自由形では、100mで田中大寛(早稲田大学)に敗れた柳本幸之介(日本大学)がリベンジを果たす、1分47秒46で優勝。田中は1分47秒89と僅差での2位とあった。
女子200mバタフライは、世界水泳選手権で決勝進出を果たした三井愛梨(法政大学)が、その実力を十分に出し切って2分07秒92で優勝を果たす。
女子100m平泳ぎは、予選トップの星萌々花(日本大学)が、決勝でもしっかり力を出し切り、1分08秒06で初優勝を飾った。
男子100m平泳ぎでは、予選から自己ベストを更新して波に乗る谷口卓(中京大学)が、決勝ではさらにその記録を上回る泳ぎを見せる。59秒72で4年生で初優勝を果たし会場を大いに沸かせた。
女子4×100mリレーは、中央大学が池本だけではなく、澤野莉子、今野凜々花、長谷川葉月の3人も好タイムでつなぎ、3分40秒93で優勝を飾った。
2日目の総合成績途中経過は、男子は日本大学がトップに立ち、女子は中京大学が1位となっている。
[水球]Day1
神奈川県・横浜国際プールで開幕を迎えた水球競技。初日は男子は1回戦の8試合、女子も同様に1回戦4試合がそれぞれ行われた。
男子は前回優勝の日本体育大学を始め、筑波大学、明治大学、日本大学のシード4校が順当に勝ち上がった。
女子は日本体育大学、秀明大学に加え、東京女子体育大学、早稲田大学がそれぞれ勝ち上がり、2日目の準決勝に駒を進めた。