2023.09.02

難波が3年連続2冠を達成 水球は男女決勝の対戦カードが決定[第99回日本学生選手権水泳競技大会]

女子400m自由形/難波実夢(近畿大学) ©フォート・キシモト

女子100m背泳ぎ/秀野由光(神奈川大学) ©フォート・キシモト

女子100m背泳ぎ表彰式 ©フォート・キシモト

男子100m背泳ぎ/栁川大樹(明治大学) ©フォート・キシモト

男子100m背泳ぎ表彰式 ©フォート・キシモト

女子200m個人メドレー/松本信歩(早稲田大学) ©フォート・キシモト

女子200m個人メドレー表彰式 ©フォート・キシモト

男子200m個人メドレー/小方颯(日本大学) ©フォート・キシモト

男子200m個人メドレー表彰式 ©フォート・キシモト

女子400m自由形表彰式 ©フォート・キシモト

男子400m自由形/黒川紫唯(近畿大学) ©フォート・キシモト

男子400m自由形表彰式 ©フォート・キシモト

女子4×100mメドレーリレー/中京大学 ©フォート・キシモト

女子4×100mメドレーリレー/中京大学 ©フォート・キシモト

女子4×100mメドレーリレー/中央大学 ©フォート・キシモト

女子4×100mメドレーリレー/近畿大学 ©フォート・キシモト

男子4×100mメドレーリレー/明治大学 ©フォート・キシモト

男子4×100mメドレーリレー/明治大学 ©フォート・キシモト

男子4×100mメドレーリレー/日本大学 ©フォート・キシモト

男子4×100mメドレーリレー/中京大学 ©フォート・キシモト

リザルト(競泳):http://swim.seiko.co.jp/2023/S70401/index.htm
リザルト(水球):https://swim.or.jp/tournament/35143/
大会公式HP:https://www.swim-g.net/intercollege/

[競泳]Day3
第99回日本学生選手権水泳競技大会の競泳競技もいよいよ後半戦突入。

女子100m背泳ぎ決勝は接戦が予想されていたが、後半75mを過ぎたところから小気味良いテンポで抜け出した秀野由光(神奈川大学)が1分00秒40で優勝を飾り今大会2冠、そしてこの種目3連覇を達成した。

女子100m背泳ぎ/秀野由光(神奈川大学) ©フォート・キシモト

男子100m背泳ぎは、200mで2位になった悔しさを栁川大樹(明治大学)が晴らす、53秒台突入の快泳を見せて優勝。53秒86の好タイムをマークした。

男子100m背泳ぎ/栁川大樹(明治大学) ©フォート・キシモト

女子200m個人メドレーでは、バタフライから抜け出した松本信歩(早稲田大学)が、そのリードを守るどころか広げる泳ぎを見せ、2分10秒95で優勝を果たす。

女子200m個人メドレー/松本信歩(早稲田大学) ©フォート・キシモト

男子200m個人メドレーは、400mを制して波に乗る小方颯(日本大学)が、100mの時点で2秒近くのリードを奪う展開に。最後の自由形も危なげない泳ぎでリードを守り切り、1分57秒49で今大会2冠を飾った。

男子200m個人メドレー/小方颯(日本大学) ©フォート・キシモト

女子400m自由形は、前半の200mを2分05秒台で折り返しつつ、後半はさらにスピードを上げて2分05秒14のネガティブスプリットで泳いだ難波実夢(近畿大学)が4分10秒33で優勝を果たす。難波はこれで3年連続で400mと800mの2冠を達成した。

女子400m自由形/難波実夢(近畿大学) ©フォート・キシモト

最後まで接戦となった男子400m自由形を制したのは、黒川紫唯(近畿大学)だった。中盤で辛抱を重ね、ラスト100mでスパートをかけて力を爆発させてフィニッシュ。3分50秒00で優勝を飾った。

男子400m自由形/黒川紫唯(近畿大学) ©フォート・キシモト

女子4×100mメドレーリレーは、中京大学と中央大学が競り合うレースに。均衡を破ったのは、第3泳者の廣下菜月。57秒51のラップを刻み中央大学を引き離し、アンカーの神野ゆめがそのリードを守り切ってフィニッシュ。第1泳者の竹葉智子、第2泳者の吉田杏子らの踏ん張りも効き、4分01秒73で優勝。中央大学は4分02秒36の2位でレースを終えた。

女子4×100mメドレーリレー/中京大学 ©フォート・キシモト

男子4×100mメドレーリレーでは、逃げる明治大学対、追いかける日本大学の構図となる。明治大学の松山陸が54秒20のトップで引き継ぐと、小嶋壮がそのリードを守る。そして成嶋義徳が日本大学の本多灯の追撃を交わし、最後の五味智信が柳本幸之介から逃げ切った。結果明治大学が3分35秒27の優勝、日本大学は3分35秒51の2位となった。

男子4×100mメドレーリレー/明治大学 ©フォート・キシモト

3日目を終えて総合成績途中経過は、男子が明治大学が逆転、女子は中京大学がトップをキープ。それぞれ2位との差は僅差で、勝負は最終日の結果次第で大きく動く可能性を持ったままとなった。

[水球]Day2
神奈川県・横浜国際プールで開幕を迎えた水球競技の2日目には、男子の準々決勝と準決勝、女子の準決勝が行われた。

男子は日本体育大学が新潟産業大学、そして専修大学から20点オーバーの得点を奪い決勝進出を決める。その日本体育大学と決勝戦で当たるのは、準々決勝ではびわこ成蹊スポーツ大学に1点も与えない完全勝利を収め、さらに中央大学にはダブルスコアで勝利した筑波大学に決まった。
3位決定戦は、専修大学対中央大学の対戦カードになった。

女子は準決勝2試合が行われた。
早稲田大学対秀明大学の準決勝第1試合は、秀明大学が終始早稲田大学を圧倒。5対19で勝利して決勝進出を決める。
準決勝第2試合は日本体育大学対東京女子体育大学。同点で終えた第1クオーターのあと、一挙6得点を奪ったのは東京女子体育大学。日本体育大学も4点を奪うも、前半で2点のリードを奪われる。追い上げたい日本体育大学は、第3クオーターを追えて1点差に詰め寄るも、追い上げはここまで。最終クオーターは同点に終わり、前半の点差を守り切った東京女子体育大学が決勝進出を果たした。
最終日の対戦カードは、決勝が秀明大学対東京女子体育大学、3位決定戦が早稲田大学対日本体育大学となった。