2023.09.27

松元がバタフライで逆転金 青木と鈴木は平泳ぎでワンツーフィニッシュ[第19回アジア競技大会/競泳・水球]

男子100mバタフライ/松元克央 ©フォート・キシモト

女子100m平泳ぎ/鈴木聡美・青木玲緒樹 ©フォート・キシモト

女子100mバタフライ/池江璃花子 ©フォート・キシモト

女子100mバタフライ/相馬あい ©フォート・キシモト

女子100mバタフライ/相馬あい ©フォート・キシモト

男子100mバタフライ/松元克央 ©フォート・キシモト

男子100mバタフライ/水沼尚輝 ©フォート・キシモト

女子100m背泳ぎ/高橋美紀 ©フォート・キシモト

女子100m背泳ぎ/白井璃緒 ©フォート・キシモト

男子200m自由形/眞野秀成 ©フォート・キシモト

男子200m自由形/松元克央 ©フォート・キシモト

女子100m平泳ぎ/鈴木聡美 ©フォート・キシモト

女子100m平泳ぎ/青木玲緒樹 ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレー/谷川亜華葉 ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレー/成田実生 ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレー/成田実生・谷川亜華葉 ©フォート・キシモト

混合4×100mメドレーリレー/入江陵介・日本雄也・相馬あい・池本凪沙 ©フォート・キシモト

混合4×100mメドレーリレー/入江陵介・日本雄也・相馬あい・池本凪沙 ©フォート・キシモト

リザルト:https://info.hangzhou2022.cn/en/results/all-sports/competition-schedule.htm
大会公式HP:https://www.hangzhou2022.cn/En/

[競泳]Day4
第19回アジア競技大会3日目に金メダルが誕生して勢いに乗る日本代表は、この日は2つの金メダルを獲得した。

ひとつ目は、男子100mバタフライ。前半から積極的に飛ばすWANG Changhao(中国)に継ぐ2番手で折り返した松元克央は、ラスト5mで一気にその差を詰めてタッチ差で逆転。51秒13で金メダルに輝いた。
後半に定評のある水沼尚輝は、ラスト追い上げるも表彰台には届かず、51秒97の4位入賞となった。

男子100mバタフライ/松元克央 ©フォート・キシモト

ふたつ目の金メダルは、女子100m平泳ぎ。青木玲緒樹と鈴木聡美が決勝に進出。予選トップだった鈴木は、決勝でも前半から攻め、50mを31秒12で折り返す。それに継ぐ2番手だった青木は、残り25mを過ぎたあたりから鈴木に並びかけ、最後は0秒14差で逆転優勝。青木が1分06秒81で金メダル、そしてYANG Chang(中国)の追い上げを振り切った鈴木が、1分06秒95で銀メダルを獲得し、昨日の男子400m個人メドレーに続いてワンツーフィニッシュを飾る。

女子100m平泳ぎ/鈴木聡美・青木玲緒樹 ©フォート・キシモト

また、女子100mバタフライでは予選から57秒台をマークしていた相馬あいが、55秒86の大会新記録で優勝したZHANG Yufei(中国)に次ぐ、57秒57の好タイムで銀メダルを獲得。
池江璃花子は58秒98の5位入賞という結果となった。

女子100mバタフライ/相馬あい ©フォート・キシモト

女子100m背泳ぎは高橋美紀が1分01秒01の5位、白井璃緒は1分01秒36の6位とそれぞれ入賞を果たす。

女子100m背泳ぎ/高橋美紀 ©フォート・キシモト

100mバタフライで金メダルを獲得したばかりの松元も出場した、男子200m自由形。HWANG Sunwoo(韓国)が1分44秒40と、先輩であるPARK Tae-Hwanが持っていた大会記録を更新して優勝を飾る。日本は眞野秀成が1分46秒15の好タイムで4位に入り、松元は疲れが出たか、1分48秒95の6位となった。

男子200m自由形/眞野秀成 ©フォート・キシモト

女子400m個人メドレーでは、谷川亜華葉と成田実生の若手ふたりが奮起。前半から飛び出すYU Yiting(中国)を、谷川と成田が追いかける展開。最後の自由形に入った時点で、谷川とYUの差は1秒68。その差をものともせずにラスト50mで一気に追い上げた谷川は、もう少しで逆転のところまでYUを追い詰め、4分35秒65で銀メダルを獲得。優勝したYUとの差は0秒21まで詰めていた。
成田も最後まで力を振り絞り、4分38秒77で3位に入り銅メダルを勝ち取った。

女子400m個人メドレー/成田実生・谷川亜華葉 ©フォート・キシモト

混合4×100mメドレーリレーの決勝は、世界水泳選手権2023福岡大会でこの種目を制した中国がその強さを見せる。背泳ぎでXU Jiayuが51秒91で泳ぐとその後も全く他を寄せつけることなくフィニッシュ。3分37秒73のアジア新記録を樹立して優勝を飾った。一方で日本は、3分44秒64の銀メダルを獲得。入江陵介が53秒64で日本雄也に引き継ぎ、その日本は59秒50で泳ぐ。相馬が57秒78でつなぐと、最後は池本凪沙が53秒72をマークしてフィニッシュした。

混合4×100mメドレーリレー/入江陵介・日本雄也・相馬あい・池本凪沙 ©フォート・キシモト