2023.09.29

本多が大会新で200mバタフライを制して2冠[第19回アジア競技大会/競泳・水球]

©フォート・キシモト

男子200mバタフライ/本多灯 ©フォート・キシモト

女子4×100mメドレーリレー/高橋美紀・青木玲緒樹・相馬あい・池本凪沙 ©フォート・キシモト

女子50mバタフライ/相馬あい ©フォート・キシモト

女子50mバタフライ/池江璃花子 ©フォート・キシモト

男子50m平泳ぎ/日本雄也 ©フォート・キシモト

男子50m平泳ぎ/渡辺一平 ©フォート・キシモト

女子800m自由形/小堀倭加 ©フォート・キシモト

女子800m自由形/難波実夢 ©フォート・キシモト

男子200m背泳ぎ/竹原秀一 ©フォート・キシモト

男子200m背泳ぎ/栁川大樹 ©フォート・キシモト

女子50mバタフライ/池江璃花子 ©フォート・キシモト

男子400m自由形/井本一輝 ©フォート・キシモト

男子400m自由形/田渕海斗 ©フォート・キシモト

女子800m自由形/小堀倭加 ©フォート・キシモト

男子200m背泳ぎ/竹原秀一 ©フォート・キシモト

男子200mバタフライ/本多灯 ©フォート・キシモト

男子200mバタフライ/森本哲平 ©フォート・キシモト

女子4×100mメドレーリレー/高橋美紀・青木玲緒樹・相馬あい・池本凪沙 ©フォート・キシモト

女子4×100mメドレーリレー/高橋美紀・青木玲緒樹・相馬あい・池本凪沙 ©フォート・キシモト

リザルト:https://info.hangzhou2022.cn/en/results/all-sports/competition-schedule.htm
大会公式HP:https://www.hangzhou2022.cn/En/

[競泳]Day6
第19回アジア競技大会(杭州)の競泳競技も最終日を迎えた。この日は2つの金メダルが誕生。

ひとつは個人種目。男子200mバタフライで、予選から大会新記録を更新していた本多灯が、決勝でも見せる。今大会、スタートから中国勢に先行されるレースが多かったが、このレースは違った。本多が50mのスプリットでトップを奪うと、そのリードをじりじりと広げるようにしてフィニッシュ。記録も予選からさらに0秒15上げ、1分53秒15の大会新記録を樹立して金メダルを獲得。本多は400m個人メドレーに続いて2冠を達成した。
また、森本哲平は1分59秒01の7位という結果となった。

男子200mバタフライ/本多灯 ©フォート・キシモト

もうひとつの金メダルは、女子4×100mメドレーリレー。予選で中国が第1泳者のフライングで失格となったこのレース。高橋美紀が1分00秒80で、青木玲緒樹が1分06秒21でつなぐ。相馬は57秒28で泳ぐと、最後は池本が53秒38まで記録を伸ばし、3分57秒67で優勝して金メダルに輝いた。

女子4×100mメドレーリレー/高橋美紀・青木玲緒樹・相馬あい・池本凪沙 ©フォート・キシモト

女子50mバタフライ決勝には池江璃花子と相馬あいが出場。優勝したのは、中国のZHANG Yufei。25秒10の大会新記録を樹立。そして、この種目でZHANGは今大会6冠を達成した。
日本の池江は、後半に追い上げて26秒02の3位銅メダルを獲得。スタートで飛び出した相馬は26秒07の惜しくも4位入賞となった。

女子50mバタフライ/池江璃花子 ©フォート・キシモト

男子50m平泳ぎでは、リレーで活躍を見せた日本雄也が27秒61の4位に入り、渡辺一平が28秒23の6位となった。この種目はQIN Haiyang(中国)が26秒35で制し、QINは世界水泳選手権に続き今大会でも平泳ぎ3冠を達成した。

男子50m平泳ぎ/日本雄也 ©フォート・キシモト

女子800m自由形は、後半に入って中国の一角を崩した小堀倭加が8分28秒78で銀メダルを勝ち取った。難波実夢は8分39秒34の5位入賞を果たした。

女子800m自由形/小堀倭加 ©フォート・キシモト

男子200m背泳ぎは、予選トップ通過の竹原秀一が決勝も前半から攻めて、後半粘る。結果は1分57秒63の3位で銅メダルを獲得。栁川大樹も徐々に順位を上げていき、竹原までは届かなかったが1分58秒37の4位となった。

男子200m背泳ぎ/竹原秀一 ©フォート・キシモト

男子400m自由形決勝は、田渕海斗が前半は上位に食らいつく。後半、田渕は順位を下げてしまうが、変わって井本が追い上げを見せ3分50秒09の5位に。田渕は3分50秒63の7位となった。

男子400m自由形/井本一輝 ©フォート・キシモト

大会を通して、日本新記録が1(女子50m平泳ぎ/鈴木聡美)樹立。
メダル数は合計30。金が5、銀が10、そして銅メダルが15という結果であった。
中国は58個(金28、銀21、銅9)、韓国は22個(金6、銀6、銅10)となった。

©フォート・キシモト

[水球]Day5
水球女子の5日目は、シンガポールと対戦。序盤、日本のペナルティファウルからのペナルティショットでシンガポールが先制。だがその20秒後、すぐさま日本はキャプテン稲場朱里のゴールで同点に追いつき、河口華子が追加点を奪ってリード。ここからは日本ペース。第1クオーターで9点を奪い、第2クオーターには8点、第3クオーターには10点を加えて試合を決定づける。最後まで攻撃の手を緩めない日本は、最終クオーターにも7点を追加し、6対34でシンガポールに快勝した。

日本は残すところあと2戦。30日にはカザフスタン、そして10月1日の最終日には強豪中国との対戦を迎える。