2023.10.26

男女1回戦が終了しベスト4が出そろった[第99回日本選手権水泳競技大会 水球競技]

秀明ウォーターポロクラブ ©フォート・キシモト

藤村 ©フォート・キシモト

ブルボンウォーターポロクラブ柏崎 ©フォート・キシモト

東京女子体育大学 ©フォート・キシモト

秀明八千代水球クラブ ©フォート・キシモト

NSSU Water Polo Club ©フォート・キシモト

秀明大学水球クラブ ©フォート・キシモト

稲泳会 ©フォート・キシモト

京都府立鳥羽高等学校 ©フォート・キシモト

健志台クラブ ©フォート・キシモト

ブルボンウォーターポロクラブ柏崎 ©フォート・キシモト

慶應義塾大学 ©フォート・キシモト

筑波大学 ©フォート・キシモト

日本体育大学 ©フォート・キシモト

IKAI・Kingfisher74 ©フォート・キシモト

専修大学 ©フォート・キシモト

リザルト:https://swim.or.jp/tournament/35144/

[水球]Day1
“水球日本一決定戦” 第99回日本選手権水泳競技大会水球競技が10月26日に開幕。事前の予選を勝ち抜いた精鋭たちが出そろった。

初日は女子、男子ともに1回戦4試合が行われた。

女子の第1試合は秀明ウォーターポロクラブ対藤村の対決。日本代表のセンター、有馬優美にボールを集める藤村は、第1クオーターから順調に得点を積み重ねていく。秀明ウォーターポロクラブも食らいつくが、有馬の攻撃力に押される展開に。最終的に有馬がひとりで10得点を挙げ、7対17で藤村が勝利を収めた。

藤村 ©フォート・キシモト

東京女子体育大学対ブルボンウォーターポロクラブ柏崎の第2試合。第1クオーターこそ6対6のタイで終えるも、第2クオーターからは東京女子体育大学が試合の主導権を握る。ブルボンウォーターポロクラブ柏崎は、小出未来が6得点と気を吐くも、東京女子体育大学は後藤清花と北村江梨がそれぞれ5点ずつ挙げる活躍を見せ、20対14で東京女子体育大学が勝利した。

東京女子体育大学 ©フォート・キシモト

女子第3試合は、秀明八千代水球クラブ対NSSU Water Polo Clubの対戦。
得点力を見せつけるようにして、NSSU Water Polo Clubが第1クオーターで6得点をマーク。秀明八千代水球クラブから3点のリードを奪うが、第2クオーターに入ると秀明八千代水球クラブが反撃。花井こころ、山本はる、小林真穂らの活躍で7点を挙げ1点差に詰めよったところで前半終了。
ただ、後半に入るとファウルをうまく誘発するプレーで徐々に流れがNSSU Water Polo Clubに傾き始め、最終的には17対23でNSSU Water Polo Clubが6点差で秀明八千代水球クラブを下した。

NSSU Water Polo Club ©フォート・キシモト

女子の最終戦は、昨年覇者の秀明大学水球クラブと稲泳会の対決。第1クオーターに8点を挙げ、王者らしい戦い方を見せる。一方稲泳会も3点を奪う健闘を見せる。だが、第2クオーター以降も試合を支配し続けた秀明大学水球クラブが、クオーターごとにリードを広げ続ける展開を見せ、23対6で秀明大学水球クラブが勝利し、準決勝に駒を進めた。

秀明大学水球クラブ ©フォート・キシモト

男子の1戦目は、インターハイ優勝チームの京都府立鳥羽高等学校対健志台クラブの対戦。その第1クオーター、鳥羽高校の得点を1点に抑えつつ、3点を奪い2点のリードを獲得した健志台クラブ。さらに1点差を加えた3点差で迎えた第3クオーターに攻撃陣が大爆発。一気に7点を奪っただけではなく、ディフェンスのリズムも良く鳥羽の得点を1点に抑える。サイシュウクーターには鳥羽も反撃に出て8点を獲得するも、健志台クラブはそれを上回る9得点をマーク。結果、12対22で健志台クラブが1回戦を突破した。

健志台クラブ ©フォート・キシモト

第2試合は、ブルボンウォーターポロクラブ柏崎対慶應義塾大学。先制点を奪ったブルボンウォーターポロクラブ柏崎は、流れに乗って第1クオーターに7点を挙げる。対する慶應義塾大学が1点しか奪うことができない。何とか反撃したい慶應義塾大学だったが、第2クオーターは得点を奪えず。試合はブルボンウォーターポロクラブ柏崎のペースで進み、最終的には22対9でブルボンウォーターポロクラブ柏崎が慶應義塾大学を圧倒した。

ブルボンウォーターポロクラブ柏崎 ©フォート・キシモト

筑波大学対日本体育大学という、日本学生選手権の決勝と同じ対戦カードとなった第3試合。第1クオーターから日本体育大学が筑波大学に対して猛攻をしかけ、試合を優位に進めていく。その後も試合が進むにつれて点差を広げていった日本体育大学が、最終的に7対22で筑波大学に勝利した。

日本体育大学 ©フォート・キシモト

初日の最後を飾るのは、男子の昨年王者IKAI・Kingfisher74対専修大学の対戦。IKAI・Kingfisher74は、得意の速攻とカウンターをうまく使いこなし、第1クオーターに5得点。流れに乗っていくかと思われたが、第2クオーターはうまくファウルを誘発する専修大学がペースを掴み、4点あった点差を2点に縮める。それでも攻撃の手を緩めないIKAI・Kingfisher74は第3クオーターに7点を奪い取り、点差を一気に7に広げる。第4クオーターにはまた専修大学がIKAI・Kingfisher74をうまく抑えてチャンスをものにする専修大学らしいプレーで点差を2つ縮めるも、そこで試合終了。16対11でIKAI・Kingfisher74が勝利し、準決勝進出を果たした。

IKAI・Kingfisher74 ©フォート・キシモト