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［Day1］
パリ五輪の予選会を兼ねた今大会。OWS初日には女子10kmが行われ、日本からは梶本一花と蝦名愛梨の2人が出場。

五輪の出場権利が掛かった大会だけあって、序盤から大きな集団を形成し接戦の様相を呈す。

そのなか、蝦名は序盤から先頭集団を引っ張り、1周目をトップで通過。2周目以降もトップ集団に食らいつき耐える。3位につけた状態で勝負の最終周回。世界のラストスパートにもまれ一気に順位を下げてしまうが、蝦名も粘る。最後はフィニッシュラインに一気に他選手となだれ込むなか、1時間57分35秒5の11位をもぎ取る。結果、蝦名はパリ五輪の出場権利を獲得した。

一方で、このOWSの後には競泳にも出場する、日本初のデュアルスイマーとして世界水泳選手権に参戦した梶本。
このOWSは日本選手権を制しての出場なだけに気合い十分で臨むも、序盤から苦しい展開に。先頭集団の中盤から後方からのスタートとなるも、3周目中盤には6位まで順位を上げた。だがそこで力尽きたか、残り2周回で失速。1時間58分17秒4の悔しい21位となった。